ファイルメーカーの使い方を覚えたいあなたの為のブログ【データを共有する機能】

2018年10月04日 10:30 AM

tipsファイル


FileMaker Proの使い方10回目。

今回は、「データを共有する機能」ということで

・データの共有

・データの共有方法

・共有の設定方法(サーバー不要のピアツーピア共有を試してみよう!)

の3つをご紹介していきます。

 

これはシリーズで連載しています。

 

データを入力する器を作成する機能 → Ver.17はこちら

データを登録する機能  → Ver.17はこちら

・データを消去する機能 → Ver.17はこちら

データを変更する機能

データをインポートする機能

データをエクスポートする機能

データを表示する機能

データを表示する画面を作成する機能

画面を印刷する機能

データを共有する機能 ←今回はここです。

・処理を自動化する機能

・セキュリティに関する機能

 

 

◇データの共有

個人でデータを管理するのではなく、データを共有することで、一貫性のある最新のデータを全員で把握することができます。

 

◇データの共有方法

FileMakerではPCがネットワークに接続されている場合、1つのファイルを複数人で共有することができます。

方法としては①「サーバーを必要とする共有」と②「サーバー不要の共有」があります。

 

  • 「サーバーを必要とする共有」

同時に6人以上で接続する場合、FileMaker Server が必要となります。

FileMaker Server を使用することにより、 FileMaker ProやFileMaker Goからの接続だけでなく、FileMaker WebDirect の使用が可能となります。FileMaker WebDirect はFileMaker Proをインストールせずに、互換性のあるWebブラウザからデータベースにアクセスすることができます。500人で接続することも可能です(検証値)。

 

  • 「サーバー不要の共有(ピアツーピア共有)」

Serverを使用しないFileMaker Proでの共有は、最大5人まで同時に接続が可能です。

最初にファイルを開いたPCが「ホスト」、その後に接続した機器は「クライアント」となります。「ホスト」がファイルを閉じると「クライアント」の接続は切断されるので、注意してください。

また、ピアツーピア共有では通信の暗号化ができないため、安全性を保つためにはFileMaker Serverを利用した共有が推奨されます。

 

◇共有の設定方法(サーバー不要のピアツーピア共有を試してみよう!)

メニューバーの【ファイル】から【共有設定】→【FileMaker クライアントと共有】から設定します。

【FileMakerネットワーク設定】が開かれるので、【ピアツーピア共有の設定】の【ネットワーク共有】を「オン」にします。

そして、【ファイルへのネットワークアクセス】で「すべてのユーザ」を選択します。

(アクセス権セットによってユーザを指定するほうが好ましいですが、ここでは「すべてのユーザ」を選択します。)

 

ピアツーピア共有の設定でネットワーク共有をオンにすると、iPhoneや他のPCからファイルに接続できるようになります。

下の図のように、ホスト名が”ABC”のところに表示されるのが確認できるかと思います。

ホスト名は、ホストとなっているPCのシステム設定にある[コンピュータ名:]が表示されます。(Windows の場合は、システムの[コントロールパネル]にある [システム]の [コンピュータ名:] 、OS X の場合は [システム環境設定] の [共有] の [コンピュータ名:] がホスト名として表示されます。)

 

     
図1.iPhoneの場合 図2.PCの場合

 

○ファイルが表示されない、アクセスできない場合

以下の確認をおこなってください。

①ホストのネットワークとクライアントのネットワークが一致しているか

②複数ファイルを開いている場合、設定対象のファイルを正しく選択したか

③アクセス対象のユーザが正しく選択されているか

④「起動センターに表示しない」のチェックが外れているか

 

通常は上記の手順でピアツーピア共有を実現できますが、「なぜかファイルが表示されない!」ということがありました。社内で相談したところ、ファイアウォールでブロックされていることが原因でした・・・。

もし共有が上手くいかない場合、同じローカルネットワークに接続されていなかったり、セキュリティソフトなどで制限がある可能性があるので確認してみましょう!

 

 

いかがでしたでしょうか。

データを共有することができれば、業務の効率がグンと良くなりますよね。

次回は、処理を自動化する機能についてお伝えいたします。