データを消去する機能

2017年02月23日 10:16 AM

tipsファイル


FileMaker Proの使い方3回目。

今回は、「データを消去する機能」ということで、

 

・レコード削除

・対象レコード削除

・全レコード削除

・リレーションを利用した削除

・テーブルデータを削除

 

の5つをご紹介したいと思います。

 

これはシリーズで連載しています。

 

データを入力する器を作成する機能

データを登録する機能

データを消去する機能

データを変更する機能

・データをインポートする機能

・データをエクスポートする機能

・データを表示する機能

・データを表示する画面を作成する機能

・画面を印刷する機能

・データを共有する機能

・処理を自動化する機能

・セキュリティに関する機能

 

◇レコード削除

 

FileMaker Proに登録されたレコードを削除することができる機能です。

この機能は「現在のレコード」のみに実行されるため、3件表示していても、10件表示していても、「現在のレコード」である1件だけが削除されます。

 

現在のレコードは、ステータスツールバーで確認ができます。

 

画像の場合ですと、3番目のレコードが「現在のレコード」になります。

 

FileMakerには、レコードを画面に表示する形式として

・フォーム形式

・リスト形式

・表形式

という3つの形式がありますが、それぞれ、次のような方法で現在のレコードを確認することができます。(ステータスツールバーを確認する以外の方法で)

 

■フォーム形式

フォーム形式の場合、現在のレコードのデータしか表示されませんので、

基本的には「今表示されている内容」が現在のレコードになります。

 

■リスト形式

テーマにもよりますが、現在のレコードだけ背景色が変化している場合、目視で確認ができます。

 

■表形式

画面の左下に、「+」のマークがある列があるかと思いますが、ここで現在のレコードだけ色が変わって表示されます。

◇対象レコード削除

 

この機能は「対象レコード」のみに実行されるため、10件登録されていても、3件しか対象レコードになっていなければ、削除されるのはその3件だけです。

 

対象レコードは、ステータスツールバーで確認ができます。

 

画像の場合ですと、2件のレコードが「対象レコード」になります。

 

◇全レコード削除

 

登録してあるレコード数と、対象レコード数が一致しているとき、

「対象レコード削除」のボタンが「全レコード削除」と表示されます。

 

機能は対象レコード削除と変わりませんが、特定の条件を満たすとき、高速な削除が実行されます。(条件については後述)

 

◇リレーションを利用した削除

リレーションシップグラフで、「レコードが削除されたときに、関連するレコードも併せて削除する」という設定が可能です。

 

 

例えば、見積書のデータを削除するときに、見積明細も一緒に削除するとか、

顧客を削除する際に、顧客担当者も削除するとか、そんなことができます。

ゴミデータが残ってしまう事を防ぐことができるので、とても便利です。

 

※ただし、意図せずデータが消えてしまう事の無いよう注意が必要です。

 

・テーブルデータを削除

これは、FileMaker 15 プラットフォームから追加されたスクリプトステップです。

https://fmhelp.filemaker.com/help/15/fmp/ja/#page/FMP_Help%2Ftruncate-table.html

このステップを利用することで、高速にテーブルのデータを全削除することが可能です。

 

しかし、このスクリプトステップでは、「リレーションを利用した削除」の設定がされていても、関連レコードは削除されません。

 

いかがでしたでしょうか。

ここまでで、新規追加、登録、削除、とFileMakerの基本的な動作について、一通りご説明させて頂いたかと思います。

次回は、データを変更する機能についてご紹介したいと思います。お楽しみに…!