【Claris カンファレンス2026】社内開発者はどう増えた?三井金属が語る内製化のリアル【Claris FileMaker 内製化】
2026年09月17日 01:06 PM
Claris カンファレンス

今回のブログでも引き続き、Claris カンファレンス2026で弊社メンバーが登壇するセッションについて詳しくご紹介します。
公式サイトだけでは伝えきれない「セッションの魅力」や「参加することで得られる学び」を、より深く知っていただくことができます。
前回までの記事はこちら↓
・【Claris カンファレンス 2026】Claris FileMaker Server スタンバイサーバーの実践術を学ぶ
・【Claris カンファレンス2026】ExcelからClaris FileMakerへ!在庫発注業務を半分にした改善と内製化への挑戦
・【Claris カンファレンス2026】AIエージェントで案件管理を変える!Claris FileMaker 活用術
・【Claris カンファレンス2026】「作った人しかわからない」をなくす!Claris FileMakerのブラックボックス化を防ぐ方法
この記事を読むメリットは以下3点です。
● 参加すべきかどうか判断できる
● セッションの“学びの具体像”がつかめる
● 内製化を支えるために必要な仕組みをイメージできる
Claris カンファレンス2026では、Claris FileMakerの活用事例や開発・運用について学べる、さまざまなセッションやワークショップが用意されています。
その中でも今回は、特定の部門だけに開発が集中している組織や、現場主体の業務改善をもっと広げたい組織を持つ企業に特におすすめの内容となっています。
「U-6|社内に開発者が増えると、何が起きるのか。― 三井金属が語る内製化の現在地 ―」について、内容のポイントや見どころを詳しく見ていきましょう。
どのセッションを選ぶべきか迷っている方にとって、選択の参考になる情報をお届けできれば幸いです。
| セッション概要 ● セッション番号: U-6 ● タイトル: 社内に開発者が増えると、何が起きるのか。 ― 三井金属が語る内製化の現在地 ― ● 日時: 2026年11月13日(金)13:30~14:15 ● 会場: C会場 ● 登壇者: 三井金属株式会社 機能材料事業本部 銅箔事業部 情報技術課 澁谷 和彦 様 株式会社イエスウィキャン システムコーディネーター部 部長 池田 純平 ● サイトURL:https://www.claris.com/ja/conference/2026/session.html#U-6 |
はじめに
みなさんの職場では、次のような状況に心当たりはないでしょうか?
- システムに対する改善要望が特定の部門に集中し、対応が追いつかない
- 業務をよく知る現場の人たちの中にシステムのアイデアはあるが、形にできる人が少ない
- 内製化を始めても、一部の詳しい人だけの活動になっている
- 開発者を増やしたいが、教育や相談の仕組みが整っていない
- 自由に作れる環境と、品質やセキュリティの統制を両立できない
こうした課題に対し、三井金属様の現場ではClaris FileMakerを活用した小さな改善から取り組みを始めました。
成果が見えることで社内での関心が広がり、現場担当者が自ら開発に参加する流れが生まれていきます。
本セッションの注目点は、単に「開発者を募集して育成した」という話ではありません。
つくれる場、学べる場、相談できる場を同時に用意し、成功体験を共有しながら参加のハードルを下げていく、組織づくりの実践について紹介されます。
セッションの見どころ
開発者が自然に増えた背景と、その活動を持続可能にするための仕組みを、現場の変化に沿って理解できる点が本セッションの魅力です。
Point 1|
小さな改善の成功体験が人を動かす
内製化の出発点は、大規模なシステム刷新ではなく、現場の身近な困りごとを解決する小さな改善です。
効果が目に見える形で共有されると、「自分たちにもできるかもしれない」という関心が生まれ、次の改善者の誕生につながります。
Point 2|
つくれる 学べる 相談できる場をそろえる
社内の開発者は、募集をかけるだけでは増えません。
Claris FileMaker で「つくれる環境」、社内勉強会やハンズオンなどの「学べる環境」、経験者や仲間に相談できる「相談の環境」を同時に整えることが重要です。
Point 3|
民主化とガバナンスを両立する
開発者が増えるほどアクセス権限の管理、命名ルール、バックアップの管理、アプリの管理、品質確認などの共通ルールが必要になります。
大切なのは利用者の自由を止めることではなく、安全に走るための「ガードレール」を設けることです。
自律的な改善と持続可能な運用を両立する視点が得られます。
セッションで得られるもの
参加後には、以下のような学びを持ち帰ることができます。
● 現場主導の改善活動から開発者が増えていくプロセス
● 小さな成功体験を組織に波及させる方法
● 初心者が参加しやすい開発環境と相談体制のつくり方
● 勉強会や共通ルールによる教育と標準化の進め方
● 内製化が広がった後に必要となるガバナンスの考え方
内製化を「一部の詳しい人の活動」で終わらせず、現場の改善文化として根づかせるためのヒントが詰まったセッションです。
初心者・中級者・上級者、それぞれが得られる学び
<初心者>
● 身近な困りごとを小さな改善として形にするための考え方
● Claris FileMakerで業務改善を始めるために必要な環境や支援
● 勉強会や相談の場を活用し、仲間と学びながら開発に参加する方法
<中級者>
● 小さな成功体験を共有し、社内の改善活動へ広げる方法
● 初心者が参加しやすい勉強会や相談体制のつくり方
● 開発者が増えても継続的に運用できる共通ルールや標準化の考え方
<上級者>
● 現場の自律的な改善を促す開発環境と支援体制の設計
● アクセス権限、バックアップ、アプリ管理、品質確認など内製化を促進するうえで必要となるガバナンス
● 開発の自由度を保ちながら、安全で持続可能な内製化を実現する方法
こんな課題を抱えている方におすすめ
● Claris FileMakerの内製化を社内に推進したい
● 特定の部門の開発負荷を軽減したい
● 現場主体の業務改善を社内に広げたい
● DX推進やデジタル人材育成に取り組んでいる
● 内製化を継続できる教育や運用の仕組みを整えたい
● 開発者が増えた後の品質やセキュリティに不安がある
1つでも当てはまる方は、ぜひ本セッションへお越しください。
スピーカーのご紹介

● 氏名:澁谷 和彦 様
● 会社名:三井金属株式会社
● 所属部署:機能材料事業本部 銅箔事業部 情報技術課
● 企業サイト:https://www.mitsui-kinzoku.com/
● 企業紹介:
三井金属株式会社 銅箔事業部 上尾事業所では、AI インフラやスマートフォンなどの半導体基板の製造を支える極薄銅箔を製造しています。
5マイクロメートル 以下の極薄銅箔市場では世界シェア 90%超 を誇り、高度で精密な「ものづくり」が求められる領域で強みを発揮しています。

↑三井金属様で製造している極薄銅箔

●氏名:池田 純平
●所属部署:システムコーディネーター部門
●普段の業務:Claris FileMaker の導入サポート、システムの要件定義作成サポート
●過去に携わった案件:
・製造業:受注・生産・在庫管理システム
・人材サービス業:業務管理システム
・専門商社:販売管理システム
・アパレル業:商品・受発注・在庫管理システム
など多数のシステム導入に携わってきました。
●メディア:
Claris カンファレンス2025
使い回せる設計で差がつく!ルールとテンプレートを活用した賢い開発のコツ
Claris カンファレンス2024
Claris FileMaker とCoreMLで実現するスマートな業務自動化
Claris Engage Japan 2023
沖縄周産期クラウドデータベース ~コロナ禍で構築したクラウドシステムを、災害を想定した平時の母体搬送連携に活かす~
まとめ
社内開発者が増えるきっかけは、特別な人材を集めることだけではありません。
現場の小さな改善を形にし、その成果を共有し、挑戦したい人が参加できる環境を整えることから始まります。
三井金属様の事例から見えてくるのは、つくれる場、学べる場、相談できる場がそろうことで、改善の担い手が自然に広がっていくということです。
一方で、開発者が増えた先には、アクセス権限の管理、バックアップの管理、品質、共通ルールなど新たな課題も生まれます。
そこで重要になるのが、自由な改善を止めずに安全を守るガードレールです。
民主化とガバナンスを対立させず、両輪として設計することで、内製化は持続可能な活動になります。
自社の内製化を次の段階へ進めたい方、現場の力を生かした業務改善を広げたい方にとって、具体的な一歩を考えるきっかけになるセッションとなるでしょう。
Claris カンファレンス2026やその他セッション、ブース等のご紹介もおこなっています。
詳細はこちらをご確認ください。
▶ AI導入・内製化を進めたい企業様へ|【参加無料】AI活用・内製化の最新事例を3日で学べる Claris カンファレンス2026のご紹介
Claris カンファレンス2026
【日程】2026年11月11日(水)~13日(金)
【会場】虎ノ門ヒルズフォーラム
【URL】 https://www.claris.com/ja/conference/2026/
【参加】参加費無料/事前登録制
問い合わせ先
株式会社イエスウィキャン
【TEL 】03-3797-3921(平日10:00~18:00)
【Mail】ywcinfo@ywc.com
【LINE】@335oxitc
