【Claris Engage Japan 2021】イエスウィキャンのコンセプトは“クラウドサービス連携” どうして?
2021年11月02日 03:14 PM
Claris Engage
Claris Engage Japan 2021を盛り上げ隊!
前回はClaris Engage Japan 2021の概要とバーチャルスペース「Annex」についてご紹介しました。
2本目の今回は、今年の弊社コンセプト「クラウドサービス連携」についてご紹介します。
今年のClaris Engage Japanのセッション全体を見ると、「連携」というキーワードが入っているセッションが49本中10本以上あり(10/22時点)、昨年より割合が増えています。Claris FileMaker業界全体がClaris FileMakerと他のサービスの連携に注目しているということ、またお客様からの要望自体が増えてきていることがなんとなく予想できます。
クラウドサービスの利用が一般的に
クラウドサービスはWebで申し込んだらすぐに使えるようになるなど、導入が比較的簡単です。また特定の機能や、かゆいところに手が届く便利なサービスがたくさん存在しています。
グループウェアのMicrosoft TeamsやChatwork、ストレージ管理のBoxやDropbox、ミーティングツールのZoom、労務管理のSmartHRなどクラウドサービスの例を挙げだすときりがありませんね。
ほとんどの方が、何らかのクラウドサービスを利用されているのではないでしょうか。
実際に弊社でも基幹システムであるClaris FileMakerに加え、複数のクラウドサービスを利用しています。
それぞれのサービスで情報を入力するのは手間、入力ミスも考えられる
クラウドサービスを複数利用する場合、当然それぞれのサービスで顧客や社員、商品、販売履歴の情報などを入力・管理する必要があるかと思います。同じ情報をそれぞれのサービスで入力して管理することは手間です。また手入力の場合は入力ミスなどのトラブルも考えられます。
例えば既存の顧客情報システムとクラウドサービスの営業支援システム(CRM)を使っている場合に、お客様の情報は両方等しく入力されていてほしいのに、CRMにいくつか入力し忘れていたということや、住所データをCRMに入力する時に打ち間違えていた、コピペを誤った、正しくインポートされていなかった(文字化け、レコードずれ等)ということが発生しかねません。
クラウドサービスを効率的に使うために重要なのが「データ連携」
せっかく業務を効率化するためにクラウドサービスを導入したのに、手間やトラブルが発生してしまっている!ということを防ぎ、クラウドサービスをより効率的に使うために重要になるのが「データ連携」です。
基幹システムや複数のクラウドサービスのデータを適切に連携させることで、正確なデータを自動的に各サービスに登録することができます。
データ連携の方法は様々
データ連携の方法はエクスポート・インポート機能を使ってボタンに実装したり、バッチ処置にする方法や、APIを利用する方法、Claris Connectを利用する方法など様々です。
「連携の目的」「お客様の環境」「誰がどのタイミングで」など様々な条件によって最適な方法は変わってきます。
弊社内ではクラウドサービスをより効率的に使うため、様々な施策を行っています。例えばClaris Connectを使った施策だと、Claris FileMaker とクラウドサインの連携、BOX Notes と Teams の連携などが挙げられます。
↓関連ブログ↓
Claris Connect で Claris FileMaker と電子契約サービス「クラウドサイン」を連携しよう!(動画あり)
BOX Notes のコメントを Claris Connect を使ってTeams に通知を送ろう
またお客様からも「Claris FileMakerと○○(他サービス)を連携させることはできないか」というご相談をいただくことが増えてきました。弊社担当セッションでもご相談いただいた事例をご紹介します。
そのため弊社では「クラウドサービス連携」を今年のコンセプトとして、お客様それぞれに合った解決策をClaris Engage Japan 2021で提案していきます。
30秒CM~クラウドサービス間のデータ連携~
バーチャルスペースAnnexの弊社ブースにてご相談お待ちしております!お気軽にお立ち寄りくださいませ。
次回は弊社のメンバーが担当する6つのセッションをご紹介します。