BOX Notes のコメントを Claris Connect を使ってTeams に通知を送ろう

2021年08月25日 02:22 AM

はじめの一歩

皆さんこんにちは!
今回は、Claris Connect を使ってBOX NotesからTeams に通知を送る方法をご紹介します。

 

 

通知はメールで受信できますが・・・

弊社では、社外の方とBOXを使ってファイルのやり取りを行っていて、BOX Notesを使って、ファイルについての情報などを記載して相手に伝えています。

BOXからは、ファイルがアップロードされたり、BOX Notesに情報が追加されるとメールが届きます。

・・・・が、

しばらくメールに気づかなかったり、うっかり見逃してしまったり・・・ということがありました。

 

Teamsであれば、社内でのやり取りで頻繁に使っているので、チャットの通知が来れば気づくはず・・・!

 

ということで・・・

BOXNotesからMicrosoft Teamsに通知を送ろう

 

設定はこんな感じです。

①Teams でWebhook設定

※現時点で(2021/8/24現在)、Claris Connect のコネクタにTeamsがないので、Webhookを使用します

②Claris Connect でBOXを設定

③Claris Connect でWebhook を設定

 

では、早速始めましょう。

①TeamsでWebhookを設定

BOXの通知を入れるチャネルを選択し、右クリックしてコンテキストメニューを開きます。メニューからコネクタをクリック(表示されるメニューは図と異なる場合があります)

 

コネクタから、「Incoming Webhook」を追加します。

※ボタン名が「追加」ではなく、「構成」になっている方は、そのまま次に進んでください。

追加できましたら、再度チャネルを右クリックし、コネクタを選択。

今度は、「Incoming Webhook」 のボタンが「構成」になっていると思いますので、
「構成」ボタンをクリック。
任意の名前を付けて「作成」ボタンをクリック。

続いて、URLをコピーし、「完了」ボタンをクリック。

このURLは一旦メモ帳などにコピーしておきましょう。

 

 

続いて、

②Claris Connect でBOXを設定

Claris Connect にログインし(※)、以下のフローを作成します。

※Claris Connect を初めて使う方は、こちら

 

Claris Connect にログインができたら、毎度おなじみですが、「Create New」から新しいプロジェクトを作成します。

プロジェクト名はご自身でわかりやすい名前をつけてください。(日本語や一部使えない記号があります)

 

では早速フローの作成をしましょう。

「Create New Flow」ボタンをクリックし、

フローの名前もプロジェクト名同様ご自身でわかりやすい名前をつけてください。

 

まず、Appsから【Box】を選択

一度使用するとAppsが上部に表示されるので、初めて利用する場合は、通常はもう少し下の方に表示されています。

 

BOXで設定できるアクションから【コメントを追加】を選択
※日本語になっていない場合は、【Comment Added】です。

 

Boxのアカウントでログインします。

「Sign into Box」をクリック

 

「BOXへのアクセスを許可」をクリック

 

ログインが成功したら、「Continue」で次へ

 

BOX Notesのファイル名を指定し、「Save Trigger」をクリック

※BOX Notesのファイル名は、「私のBOX Notes」フォルダの中から取得できます。

 

もし、「Save Trigger」のボタンが青くならずクリックできない状態の場合は、

BOX Notesからコメントを送信しましょう。

この状態になればOK

 

BOXの設定ができたら、

続いてもう一つ【Webhook】のアクションを追加しましょう!

 

③Claris Connect でWebhook を設定

ユーティリティから【Webhook】を選択

次に、【HTTP POST request】を選択し、「Continue」をクリック

 

さくさく行きます。次は、【URL】、【Content-type】、【Data】を設定します

【URL】:「どこに」

→①の工程で、TeamsのIncomingWebhookの作成時に発行したURLをコピペ

 

【Content-type】:「どのような形式で」

→ プルダウンから【application / json】を選択

(JSON形式のデータを引き渡す)

 

【Data】 :「どのような内容を」

→JSON形式で以下のように記載

{

“title“: “【ステップを選択】“

“text“:“【ステップを選択】“

}

【ステップを選択】部分は、Dataの入力ボックスの右にある ボタンをクリックし、ステップを選択することができます。

Titleには、body > created_by > name

textには、body > source > message
を選択

うまくいかない場合は、ダブルクォーテーションやコロンが全角になっていないかをご確認ください

ステップのそれぞれの意味は以下のようになっています。

ここまでできましたら、あとは右下の「Save」ボタンをクリック

 

これで、フローの作成はOK!

あとは忘れずに、フローの右上にある「Disabled」を「Enabled」に変更してください!

 

では、BOX Notes からメッセージを送ってみましょう。

Teams のチャネルにコメントが追加されていたら成功です!

 

いかがでしょうか?
設定が多いように見えるかもしれませんが、順調にできれば10~15分くらいで設定ができてしまいます。
是非、試してみてください!

 

最後に注意点

・Teamsのチャットへ通知を設定することはできません。

チャネルに対してのみ通知の設定が可能です。

・WebhookによるメンションはTeamsの仕様上できませんでした。

 

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