DevCon2019レポート 第2日目

2019年08月09日 05:42 PM

Claris


2日目のブログを書くにあたり事前に組み立てを考えていたのですが

(え、そんな稚拙な文章でも組み立てを考えているんだ。なんて突っ込まないでくださいね。)

そんなことがすっ飛ぶ出来事がオープニングキーノートにおいて発生。

 

「クラリス」への社名変更

(正式社名はClaris International Inc.です。)

 

があったのです。

 

詳しくは弊社のブログFileMaker社のプレスリリースを御覧頂ければと思いますが、

その発表方法が「ヤラレター」という感じです。

 

実は会場に入る際に

「今回は途中退出ができないので、事前に済ませるものは済ませておいてください。」

というアナウンスがあったのですが、そんなことは「去年まで出入りが激しく、

行儀の悪い人が多かったからかな?」なんて程度にしか考えていなかったのです。

 

 

ファイルメーカー 社のBrad Freitag (ブラッド フライターグ)CEOがこれからの時代に合わせた

プラットフォームの提供が不可欠であり、具体的にはFileMakerプラットフォームと他社の

クラウドサービスとをシームレスに融合させる新たなサービスを提供していくとのこと。

そこで「鮮やかに、明るく、輝く」という意味を持った「Claris(クラリス)」

という社名に変更する。

それに合わせてその融合させる技術を持っているイタリアのStamplay社を買収し、

新たなサービスとして「Claris Connect」として提供していく。

 

と宣言したのでした。

 

特に社名を「Claris(クラリス)」と発表した時、会場では一瞬「???」となり、

さらには若干の笑いまで起きました。(特有のジョークだと思ったのでしょうね。)

それには説明が必要ですね。実はFileMaker社は1986年にApple Inc.の子会社として

「Claris社」として設立され、1998年まではClaris社だったのです。

 

説明が進むにつれ「こりゃ本当のことだ」と会場がわかった瞬間に、会場では大きな歓声と拍手。

その後「Claris Connect」の説明や次世代のFileMaker プラットフォームの発表が終わり

「大変な時に参加してしまったな。」と驚きと興奮冷めやらないまま1時間半のセッションが

終わり会場から出ると、

 

「Claris」だらけじゃないですか!

 

「途中退出禁止」指令が出たはずです。

  

そういえば。。。

・首からぶら下げるバッチにFileMakerのロゴが入っていなかった。

・いつもならホテルの入り口から「Welcome DevCon」的な看板が目につくはずですが、
一向に見当たらなくて「今年は予算が少ないのかしらん?」と思った。

・受付の際に配られるTシャツも「事情があって明日以降」と言われ
「ほんとアメリカ人はスケジュールにルーズなんだから!」といつもながら思った。

 

等々ヒントはあったんですね。(これだけあったら気がつけよ!)

 

 

 

 

ってことでこのDevCon2019は新しいサービスがどんなもんか、

もちろん既存のFileMakerプラットフォームは今後どうなるのか

等をしっかりと勉強して日本に帰りたいと思います。