Claris FileMaker 各バージョンのサポート期間「バージョンアップはどうして必要なの?」
2020年05月26日 10:00 AM
Claris FileMaker 19
Claris FileMaker 19 が発売されました。
FileMakerのリリースサイクルと関係して、サポート期限が近づいているバージョンがございます。
こちらがV16~V19 各バージョンのサポート期間をまとめたものです。
ここで注意したいのが、割と使っている方が多いと思われますV17ですが、
赤枠で囲ってある通り、今年の9月にはサポートが終了してしまいます。
Claris FileMaker は、今後これまでより頻繁なリリースサイクルを予定しています。
最新バージョンはリリース時から2年はサポートされますので、
ぜひこの機会に最新バージョンへバージョンアップされてみてはいかがでしょうか?
○バージョンアップの必要性について
ここで今一度確認したいのですが、そもそも”サポート終了”とはどのようなことを意味するのでしょうか?
例えば、サポートが終了したソフトウェアは、
動作や不具合などの問い合わせを製造元(この場合クラリス社)に受付けてもらえない可能性が高く
また、仮に脆弱性が見つかっても それを修正する更新プログラムが配布されないかもしれません。
そのため弊社でも「サポート切れのバージョンで作成されたカスタムAppは保守できない」というのが現状です。
皆様の中で「Windows 7のマシンを今でも使っている」という方はいらっしゃいますでしょうか?
おそらくサポート終了後は新しいOSのマシンに乗り換えたかと思われます。
OSとソフトウェアの違いはございますが、考え方としては同じです。
例えば、重要な顧客情報を管理しているソフトウェアのサポートが切れており
その脆弱性からデータが流出した場合、その責任を問われるのは誰でしょう?
おそらく管理側がその責任を問われるのではないでしょうか
賠償問題やそこで失われる信用など、お金には代えられないものがそこにはあるかと思います。
今回は、ちょっと脅かすような内容で申し訳ございません。
少し前のバージョンのFileMakerを利用している方は、この機会にサポート期限を確認し、今後安全に利用していくためにも、ぜひ最新バージョンに移行することをお勧めいたします。
明日からも連日、新バージョンに関してのブログがUPされていきます!
どうぞご期待くださいませ!!