FileMaker 13 の新機能 ~ポップオーバー編~
2013年12月05日 10:00 AM
FileMaker 16以前
「ファイルメーカー13 (FileMaker 13)の新機能」 シリーズ第ニ弾 です!
今回は 「ポップオーバー」 の機能についてご紹介します。
「ポップオーバー」とは、他のレイアウトやウィンドウに移動せずに、フィールドやオブジェクトを表示できる機能です。
ポップオーバーを作成してみましょう。
まずレイアウトモードにし、「ポップオーバーボタン」を配置します。
ボタンを配置すると「ポップオーバー設定」とともにポップオーバーオブジェクトが表示されます。
■ポップオーバー設定■
一番上は、ポップオーバーのタイトルの設定です。
▽計算式でタイトル設定可能です。
(ここでは「ポップオーバー」の文字をタイトルにしています。)
▽真ん中のボタンで、ポップオーバーの配置方向を設定できます。
では、ポップオーバーオブジェクトの上に、「住所フィールド」「webビューアー」を配置してみます。
ブラウズモードにしてみます。
まだボタンを押していないので、何も表示されません。
ポップオーバーボタンをクリックするとポップオーバーオブジェクトが表示されます。
検索でも、ポップオーバー上のフィールドを使用することができます。
また、メニューに配置することで、サブメニューとして利用できます。
吹き出しアイコンをクリックすると、
・電話をかける(電話アイコン)
・メールを送る(メールアイコン)
・現在地からのルートを表示する(車アイコン)
を選ぶことができます。
今まで、ウィンドウを開いたり、レイアウトを移動したりして見せていたデータなどをもっと気軽に同じレイアウトで見せることができますね。
ただしポップオーバーオブジェクトは印刷することはできませんので注意してください。