FileMaker 13 の新機能  ~フィールドピッカー編~

2013年12月04日 01:01 PM

FileMaker 16以前


本日(2013年12月4日)、FileMaker 13 (FileMaker Pro 13、FileMaker Server 13、FileMaker Go 13)が発売されました!

そこで、本日から「ファイルメーカー13 (FileMaker 13)の新機能」 について、シリーズでご紹介していきます。
今回は、第一弾 「フィールドピッカー」 の機能についてご紹介します。

 

以前のバージョンでは、レイアウトウィザード以外に1度に沢山のフィールドを配置できませんでした。
新しく追加された「フィールドピッカー」を利用することで、レイアウトウィザード完了後も「複数のフィールドをまとめて配置」することが可能になりました。

 

■サンプルデータ■

・顧客名簿のレイアウトには、まだ何も配置されていません。
・顧客名簿テーブルには、7つのフィールドがあります。

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■使用方法■

フィールドピッカーは、上部にあるレイアウトモードのツールバーから表示できます。

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フィールドピッカーは下図のような構成になっています。

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では、フィールドを配置していきましょう。

顧客idから都道府県までを選択します。(選択すると色が変わります。)
※Shiftを押しながら選択→範囲選択
 Ctrlを押しながら選択→個別選択

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選択したフィールドを、ドラッグ・アンド・ドロップでレイアウトに配置できます。

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↓ 下図のように配置できました。

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▽ドラッグ・アンド・ドロップする際に、オプションで配置方法の変更が可能です。

・フィールドの配置方向(縦or横)

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・フィールドラベルの位置(左横 or 上 or なし)

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フィールドピッカーでは、他にも様々な機能がついています。

①フィールド名の検索
  配置したいフィールド名で検索し、項目を絞れます。

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②フィールド名のソート
  表示されているフィールド名をソートできます。

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③別テーブルの選択
  フィールドピッカーに表示するテーブルを変更できます。

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④フィールドタイプの変更
  [データベースの管理]を開く事なく、フィールドのタイプを変更できます。
  ※計算・集計の場合は、選択後に設定画面が表示されます。
  ※各タイプのオプション設定は、右クリックで変更できます。

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⑤新規フィールドの作成
  [データベースの管理]を開く事なく、新規フィールドを作成できます。
  ※計算・集計の場合は、選択後に設定画面が表示されます。
  ※各タイプのオプション設定は、[データベースの管理]から設定が必要です。

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今までは1つ1つ配置しなければならず大変でしたが、
フィールドピッカーのお陰で効率よく開発ができますね。