導入事例:カスタムApp×クラウドでリアルタイムの情報共有が可能に【株式会社オフィックス 様】

2019年09月10日 02:00 PM

導入事例


 

 

今回インタビューにご協力いただきましたのは

株式会社オフィックス

 代表取締役 山本一夫氏、管理部 総務 大谷不二夫氏

FileMakerソリューションやYFMcloud導入についてお話をお聞かせいただきました!

株式会社オフィックス
本社

東京都品川区南大井6-16-16 鈴中ビル大森アネックス8F

創立

1969 年 4 月 14 日(創業50周年)

従業員数

25名

業務内容
オフィスの設計施工・オフィスレイアウトサービス・オフィス家具販売
内装工事&インテリア・ビジネスソリューションの提供
インターネットショップ運営
オフィスファニチャーセレクトショップWORKAHOLICの運営
カフェインチャージバーcaffeineholicの運営

ホームページURL:http://www.ofix.co.jp/

 

株式会社オフィックスは「気持ち良い空間が、気持ち良い仕事を造る。」という理念を掲げ、ワーキングライフという分野で専門性の高いサービスを展開している会社様です。今年2019年4月には創業50周年を迎えられました。

 

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FileMaker プラットフォームの導入

 

■FileMaker プラットフォームのことをどのように知りましたか?

以前、FileMaker プラットフォームで作成された名刺管理のソフトを利用したことがあり、直観的に操作できる点やデザイン性の高さに驚き、何より自分たちでシステムが構築できるという点に非常に興味を持ちました。

 

 

■FileMaker プラットフォーム導入のきっかけは?

当時使っていた既成の文具用販売管理システムにちょっと不満な点がありました。

そんな時、見積書や帳票類はFileMaker プラットフォームを使えば見栄えも良く本当に必要としているものが作成できるのではないかと思い、自分が欲しいもの、社員が必要としているものをコツコツと作成してきました。

 

 

■イエスウィキャンに依頼をしたきっかけは?

いろいろなシステムが社内に混在してしまい、技術的な点や管理面に限界を感じていた時、

「もっとFileMaker プラットフォームの基盤を活かせる良い方法はないか?」

と思いプロに相談することにしました。

 

オフィス家具販売の見積から請求書作成をサポートする「販売管理システム」の開発

 

■イエスウィキャンに制作を依頼して良かった点は?

“親子請求”と呼んでいる「請求先を集約する特殊な請求形態」や、“複数のWEBサイトからの受注”という「システムを分けざるを得ない点」など、パッケージでは対応できない複雑な機能を使いやすいインターフェースはそのままに実装していただきました。

逆に「あれもこれも」と欲張ってしまい、スケジュールは伸びてしまいましたが(笑)

 

■FileMaker プラットフォーム以外の選択肢は?

実は数年前、分析機能が充実している他社のパッケージをテスト的に導入したのですが、現場から「FileMakerの見積書の方が使いやすかった」「スピードが命なのに時間がかかる」等の声があがり、FileMaker プラットフォームの利点を改めて感じた経緯があります。

 

 

そしてクラウド化へ~YFMcloudの導入~

 

その後、カスタマイズを繰り返し現在の販売管理システムは完成いたしましたが、サーバーのリースアップを機にYFMcloudを導入しサーバーをクラウド化することになりました。

 

■クラウド化にあたり心配だった点は?

やはり社外にあるサーバーにアクセスするということで、システム利用時の応答速度等が心配でしたが、現在全く問題なく、外出先からもストレスなく利用できております。

 

 

■クラウド化したことで変わったことは?

これまではユーザーとしてイエスウィキャンに作成してもらった販売管理システムを利用するだけでしたが、誰もが開発できるというFileMaker プラットフォームの利点を活かして自社内で社員のためのポータルサイトを作成しました。

そしてそのポータルサイトにどこからでもアクセスができる環境になったことで、これまでとはFileMaker プラットフォームの利用方法が大きく変わってきました。

 

自社内で作成されたポータルサイトのメイン画面 

 

例えば、これまではお客様先で納入事例を紹介する際は自社HP上にある事例をiPadでお見せしていました。

しかし、この方法だと事例が増えるたびにWEB制作会社にHP修正の依頼をする必要があるなどコストやスピード面で不満がありました。

現在は自分たちでFileMaker プラットフォーム上に写真をアップして随時更新ができるため、最新の納入事例をお客様にご覧いただくことができ、今では提案型営業になくてはならない機能となっています。

 

様々な情報がリアルタイムで把握できるように

 

また、これまでは外出先からは電話でおこなっていた在庫状況の確認も、iPadで直接確認できるようになったことで、数だけではなく商品のコンディションや価格変動などもリアルタイムに把握できるようになりました。

倉庫間での商品移動や、棚卸金額の変動がすぐにわかるのも助かります。

 

拠点間の情報共有が簡単に

 

「とにかくここを見ればすべての最新情報がある」

というポータルサイトをクラウド上に作成できたことで、これまでグループウェアなどでもできなかった3つある拠点同士の情報共有が簡単にできるようになりました。

これらのことによりFileMaker プラットフォームの利用価値が一気に高まりました。

 

 

■今後の課題は?

自分たちが利用するiPadなどの社内の資産管理も、FileMaker プラットフォーム上でできるよう実装中です。

また、競争の激しい業界なので、どのような商品・サービスがお客様に喜ばれるのかを分析するツールとしてFileMaker プラットフォームを活用できればと考えています。

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山本様、大谷様

この度は取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました!

 

■最後に

オフィックス様はオフィス空間のコーディネートのみならず、世界初のカフェインチャージバー『 caffeineholic 』を運営されており、8月13日にはお口の恋人『 LOTTE 』から発売された『 ショコラワーク 』とコラボするなど、オフィス機器のみならず多方面からビジネスパーソンを応援されています。

 

ショコラワークはコンビニでも入手可能ですのでぜひお買い求めくださいませ!

ショコラワークいただきました!パッケージデザインは全5種類

 

会議室(壁に椅子が!)

 

オフィスの様子

 

セレクトショップ「WORKAHOLIC 」の店内。奥に併設されているのがカフェインチャージバー「caffeineholic 」