Claris FileMaker Server 2026 -Admin Console 変更点まとめ

2026年07月07日 10:00 AM

Claris FileMaker 2026


Claris FileMaker Server の最新バージョンがリリースされました。
Admin Consoleを開いてみたところ、見た目から機能まで様々な変更がありましたので、まとめてご紹介いたします!

Claris FileMaker 2026では、「開発者の生産性向上」「AI対応アーキテクチャ」「災害復旧と事業継続」などを柱に大幅な機能強化が行われました。本記事では、Admin Consoleの変更点を中心にご紹介します。

Admin Console(アドミンコンソール)は、Claris FileMaker Server の設定変更やデータベース管理、バックアップ設定などを行うための Web ベースの管理画面です。

【目次】

  • ログイン画面・ダッシュボード
  • リモートバックアップ(新機能・アドオン)
  • 「構成」タブの変更
  • WebDirectの変更
  • スタンバイサーバー(新機能・アドオン)
  • 「AIサービス」タブの変更

ログイン画面・ダッシュボード

まずは、Admin Consoleのログイン画面です。
ロゴマークが緑から黒へとカラー変更がありました。また、サインインボタンも緑から青へと変更され、全体的にシャープな印象です。複数バージョンを扱っている立場としてはバージョンごとのカラーチェンジは視覚的にわかりやすく地味にありがたい点ですね。

ダッシュボードも全体的に緑から青へとベースカラーが変更されていました。
また「サーバーの役割」という項目が追加されており、「構成」をクリックすると、「コネクタ」タブのスタンバイサーバー設定画面に遷移するようになっていました。

さらに、スタンバイサーバーを設定すると、ダッシュボードに「スタンバイサーバー」の項目が現れました。

リモートバックアップ

今回のバージョンアップから追加された機能「リモートバックアップ」のタブが新しく追加されていました。設定方法も記載があるため、初めてでも難しくなさそうです。こちらはアドオン提供のため、利用するにはライセンスと併せて別途料金が発生します。詳しくはClaris FileMaker Server の料金ページをご参照ください。

構成」タブの変更

「構成」タブの「一般設定」で、「AIモデルサーバーを自動的に起動する」を有効/無効にできるようになりました。

「構成」タブの「FileMaker クライアント」にて

  •  FileMaker WebDirect のタイムアウトダイアログボックスの表示時間を設定できるようになりました。デフォルト10秒で設定され、1~60秒の間で設定変更が可能です。
  •  FileMaker スクリプトエンジン(FMSE) プロセスの数を変更できるようになりました。

「スケジュール」では右上の歯車マークをクリックすると行設定の項目に「ユーザ名」と「トークン有効期限」が追加されていました。

WebDirectの変更

「Web 公開」では、「キーボード操作のアクセシビリティ」の項目が追加されました。

有効にしてみると、このように選択部分が青枠で囲われ、マウスを使わずに操作ができるようになりました。操作のほとんどをキーボードで行う方からしたら嬉しい機能追加なのではないでしょうか。

スタンバイサーバー

今回のバージョンアップにて追加されたもう一つの新機能「スタンバイサーバー」の設定メニューが追加されました。

試しに「サーバーの役割」を「プライマリ」へ変更してみると、このように設定手順が表示されました。手順が画面上に表示され、設定が完了したら緑のチェックマークがつくようになっているため、初めてでも迷わずに設定できそうです。

設定が完了すると、このようにサーバーの役割が変更できなくなり、スタンバイサーバーの情報や最終同期時刻などが表示されるようになります。

スタンバイサーバーの詳しい解説はまた別のブログにてご紹介させていただきます。

なお、こちらもリモートバックアップと同様にアドオン提供のため、利用するにはライセンスと併せて別途料金が発生します。詳しくはClaris FileMaker Server の料金ページをご参照ください。

AIサービス」タブの変更

「AIサービス」タブの設定画面にもいくつか変更がありました。
まず、モデルサーバーと設定画面が別メニューに分かれていました。
モデルサーバーには、モデルサーバーバージョンが表示されるようになり、検出されたハードウェアの表示項目が追加されていました。今回GPUがないサーバーで実行しているため、検出されたハードウェアは表示されていませんが、どこかで確認を行いたいと思います。

一方で、「設定」では、前回バージョンで「モデルサーバー」に存在した設定項目に加え、以下の項目が追加されています。

  • 「イメージキャプション」の有効/無効の設定
  • 「モデルのプロンプトと応答を記録」の有効/無効の設定
  • 「公開APIドキュメント」の有効/無効の設定

RAG設定には、以下の項目が追加されています。

  • RAG 設定のコサイン類似度しきい値を使用
  • RAG のローカル埋め込みモデル
  • RAG 埋め込み作成時のバッチサイズ
  • テキストチャンクあたりのトークン数
  • 「RAG スペースをインポート」ボタン

「キー」では、キーを作成する際の「サービスのアクセスを許可」に「イメージキャプション」と「サーバー構成アクセス」の選択肢が追加されました。有効期限も最長6か月でしたが、有効期限なしのキーを作成できるようになりました。

「モデル」メニューでは、「管理」ボタンが追加されました。

クリックするとポップアップが表示され、モデルの設定を行うことができるようになりました。

また、前バージョン(v21)まではなかった「リクエスト」と「チャット」のメニューが追加されました。

いかがでしたか。

今回のバージョンアップは、Admin Consoleを見るだけでもAI機能周りと災害復旧対策に関して特に強化されている印象でした。 引き続き各機能の詳細もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

Claris FileMaker 2026 に関するご質問やお問い合せ

皆様が気になっていること、知りたいこと、ぜひ弊社に教えてください。
ボリュームライセンスについて、新機能についてのご質問などもお待ちしています。

問い合わせ先

株式会社イエスウィキャン
TEL :03-3797-3921(平日10:00~18:00)
Mail:ywcinfo@ywc.com
LINE:@335oxitc