FileMaker Server 18 Admin Console の変更点について

2019年06月10日 10:00 AM

FileMaker 18


FileMaker Server のAdmin Console はバージョン17でデザインが刷新されましたが、

今回18では機能的に大きく変わった部分は少ないように思われます。

その中でもいくつか便利になった点がありますのでご紹介いたします。

 

まず始めにAdmin Console にログインした直後の画面から確認していきます。

バージョン18

 

バージョン17

 

ほぼ間違え探しに近いレベルですが、通知のアイコンがベルマークに変更されています。

確かに何のマークかわかりづらかった気はします。。

 

以後はバージョン18のメニュー順をもとに、17との違いを見ていきます。

 

「ダッシュボード」タブの隣は「データベース」タブです。

バージョン18

 

 

バージョン17

 

ファイルの開閉状態がアイコンで表示されるようになりました。

17では色のみで判断する必要があったため一目見てわかりやすくなりました。

 

次に「バックアップ」タブを見ていきます。

バックアップスケジュールの前回の成功時間が表示されるようになりました。

スクリプトスケジュールも同様に表示されます。

ログや実際のファイルを見ることなく一か所で成功、失敗が判断できるのは便利です。

 

次に「構成」タブに移ります。

「一般設定」から説明していきます。

サーバーの開始時刻が追加されています。

正確にはバージョン16以前まであったものが復活しています。

FileMaker Server 管理者にとってはある方が嬉しい機能であるのは間違いないです。

 

SSL証明書のファイル削除機能が追加されています。

SSL証明書の入れ替えや、インポートに失敗した場合にこちらから

「ファイルを削除」を実行してからインポートすると良いものと思われます。

 

 

 

今回Admin Consoleは17から大きく変わる部分はあまりありませんでしたが、

ユーザーが使いやすくなるためのアップデートが複数ありました。

次回はFileMaker Server 18 の新機能である

「起動復元」について見ていきたいと思います。