「データベースを設計しよう(フィールド作成編)」(ファイルメーカー はじめの一歩)
2013年08月30日 10:30 AM
はじめの一歩
今回は不定期シリーズとして皆様と会員情報等を管理できる使えるデータベースを構築してみよう!!
です。
ということでデータベースを構築していこうかと思うのですが、今回は分かり易いところで、
旅行クラブの会員を管理するデータベースの設計を解説してみます。(クラブ名はなんでもいいのですが…。)
まずどのようなフィールド(情報)が必要か考えましょう。
今回は旅行クラブの会員情報のデータベースを作っていくと決めたので、
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、会員番号、好きな国/地域、旅行頻度等の情報はあったほうがいいかなと思います。この段階では下書き、草案的なもので問題ありません。
項目を簡単に追加していけるのがFileMakerのいいところです!!
それでは実際に作成してみましょう!!
FileMaker Pro を起動して「新規データベースを作成」をクリックします。
ここでファイル名を決めてファイルを作成します!
すると下記の画面が出てくるので、フィールドの作成をクリックします。
そうするとフィールドの項目名を設定できるので、必要な項目名を入力します。
次にフィールドを増やしていきたいので、作成したフィールドの横に「+」ボタンがあるので、「+」をクリックします。
そうするとフィールドが追加されるので、必要な項目をどんどん追加していきましょう!!
ここで毎回ボタンを押して追加していくのが面倒臭いと感じた人に朗報です、
FileMaker Proのメニューバーのファイル_管理_データベースを選択してみてください。
すると下図のようなウインドウが表示されます、ここでフィールドのタブを選択すると現在追加していったフィールドの一覧が出てきます。
ここでフィールド名、タイプに適当な項目を入力して作成ボタンを押して下さい。
すると上述と同じようにフィールドが追加されていきます!!
残りの必要な項目についてもここで追加していきましょう。
追加が終わったらOKをクリックしてください、これで残りの項目についても追加が完了しているのが分かります。
このようにフィールドの追加にもいくつか方法があります。
次にフィールドに特定のオプションを設定することで、入力の省略等をすることが出来ます。
再度メニューバーのファイル_管理_データベースからデータベースの管理ウインドウを開いてください。
ここでは会員番号を選択してから、右下の方にオプションがあるのでクリックしましょう。
すると【フィールド「会員番号」のオプション】ウインドウが表示されます。
ここでは選択したフィールドに特定の処理を設定することが出来ます。
今回は会員番号が自動的にシリアル番号で振られていくようにしましょう。
上図のようにシリアル番号にチェックを入れて、次の値にはこの項目で入力される値を入れましょう、
そして増分には実際にレコードを追加した時に自動で入力される番号の増加分を設定します。
ここではスタンダードに1を入れておきましょう。
ここでOKを押して下さい。
すると「データベースの管理画面」の会員番号のオプション/コメントに番号自動入力が設定されています。
これでシリアル番号が自動的に割り振られることが出来るようになりました。
この他にもオプションではフィールドに様々な機能を設定することが出来ます。
空欄入力を禁止したり、データ作成時に日付を自動的に取得したりといったことが出来るので、何が出来るのか色々試してみましょう。
オプションの設定が完了したら、後はOKを押して元の画面に戻れば設定は完了です。
ご苦労様でした、これでフィールドの作成、設定は一通り出来るようになったはずです。
あとは実際にレコードを追加していき色々試していきたいのですが、今回はここまでです。
次回「会員情報等を管理できるデータベースを設計しよう(レコード作成編?)」にて実際にレコードを追加していき色々試してみましょう!!!
乞うご期待です!!!