FileMaker 16 プラットフォームの変更点「ズームコントロール・モードポップアップメニュー等」
2017年05月23日 12:00 PM
FileMaker 16以前
新機能ではありませんが、長年使い慣れてきた人には少し残念だと思われるかもしれない「消えてしまったもの」をご紹介します。
FileMaker Pro 16 から画面左下の「ズームコントロール」「ステータスツールバーの表示/非表示切り替え」「モードポップアップメニュー」がなくなりました。
FileMaker Pro 15 とFileMaker Pro 16の画面を比較して見てみましょう。
FileMaker Pro 15
FileMaker Pro 16
このようにFileMaker Pro 16では、左下に何もありません。
- ズーム
今までと同様に、メニューの「表示(V)」から「拡大表示」「縮小表示」を選択することで拡大縮小率を変更できます。
拡大縮小率は変わらず、下記のように最小25%から最大400%までを段階的に切り替えることができます。
25%⇔50%⇔75%⇔100%⇔150%⇔200%⇔300%⇔400%
また、FileMaker Pro 16からショートカットキーが使用できるようになりました。
拡大表示:F3
縮小表示:shift + F3
100%に戻す場合は、メニューの「表示(V)」から「実際のサイズ」を選択します。
※100%で表示している場合、「実際のサイズ」はグレーアウトして選択できません。
- ステータスツールバー
今までと同様に、メニューの「表示」から「ステータスツールバー」を選択することで、表示・非表示を切り替えることができます。ショートカットキーは
Ctrl + Alt + S
で、FileMaker Pro 15と同じです。
- モードポップアップメニュー
今までと同様に、メニューの「表示(V)」から各モードを選択することで、モードを切り替えることができます。
基本的にできることは変わっていません。
拡大縮小でショートカットキーが使えるようになったのは便利になった点ですね。