【YES!フレッシュマンズブログ】Claris カンファレンス 2024に参加しました!
2024年12月02日 10:00 AM
2024
イエスウィキャン若手メンバーでお届けしています
「Yes!フレッシュマンズブログ」!!
今回は、先月開催された Claris カンファレンス 2024 について、参加した感想や当日までの準備、当日の会場の様子等お伝えしていきます。
■ Claris カンファレンスとは?
Claris カンファレンスは、ローコード開発ツール「Claris FileMaker」やワークフロー自動化サービス「Claris Connect」を活用して、DX や業務効率化、働き方改革、ビジネスの変革などを目指す方のための年次カンファレンスです。Claris が日本で主催するイベントの中で最大のカンファレンスでもあります。全3日間開催され、成功事例や実践的な活用方法など約 60 の多彩なセッションのほか、参加型のワークショップ、Claris の関連会社が出展する展示エリア等すべて無料でご参加いただけます。
今回、若手メンバーの小林さん、廣井さんにお話をお伺いしました。
~システムコーディネーター小林のランチョンセッション~
まず一人目は、システムコーディネーターの小林さんです。今年の5月入社でありながら、なんとセッション登壇者に選抜されました。セッションはどんな内容だったのか裏話も含めて詳しくお伺いしました。
~「失敗しない」システム開発のために~ 要件定義は本当に必要なの?
11月14日(木)12:20~13:05 システムコーディネーター 小林 由芽、靏岡 史佳
■概要
今回、私は同じシステムコーディネーターの靏岡さんと一緒にランチョンセッションというお弁当を食べながら聞いていただけるセッションに登壇しました。
テーマは「失敗しないシステム開発のために~要件定義は本当に必要なの?~」です。
このテーマは、システム開発においてよく聞く「要件定義」についてClaris FileMakerでの開発でも必要なのか?そもそも要件定義って何なのか?というところを弊社内のノウハウを交えながらポイントをお伝えしました。
■準備の裏側
カンファレンスでスピーカーとして登壇することが決まった当時はまだ入社して間もないころだったため、セッションの準備がどれだけ大変なことかまだ何もわかっていませんでした・・・。
カンファレンスの日程が近づいてくる中、「どんなテーマで発表しようか?」「どんな内容だと聞いてくれた人の役に立つのか?」というところを具体的に考え始め、一緒にスピーカーとして登壇した靏岡さんをはじめ、社内の方々と相談しながら内容は作成していきました。
(実際、数か月前にはテーマを決めていましたが前日のギリギリまでスライドや原稿の修正は続きました・・・。)
■当日の様子
私たちのセッションは250席の用意がある会場でした。当日のセッションはほぼ満席!多くの方に参加していただきました。
たくさんの人の前でお話しする機会は滅多にないので始まる前まではとても緊張していましたが、今回は一人ではなく一緒に登壇する靏岡さんがいてくれたので、話し始めてからは落ち着いて観客の方の顔を見ることができました。
また、前方の席ではこのQRブログのメンバーがセッションを見守ってくれていました。
お弁当を食べながら聞いていただくセッションなので、「皆さんお弁当に夢中だろうな~」と思っていたのですが、予想に反して真剣にスライドを見てくださっていたり、私たちの話にうなずきながら聞いてくださったりしていました。
何度もスライドや原稿を修正したり、二人で読み合せたりと準備は大変でしたが、観客の皆さんの様子を見て、頑張ってよかったと達成感を得ることができました。
また、セッション終了後に「さっきのランチョン見ました。」と声をかけにブースに来てくださる方もいらっしゃいました!
今回のセッションで一人でも多くの方にClaris FileMakerや要件定義について参考にしていただけていると頑張った甲斐があったのかなと思います。
■今回の感想・学び等
今回は初めてのClarisカンファレンスで、初めてのセッション登壇ということで準備のことも振り返ると大変なことがたくさんありましたが、自分の考えを多くの人に話して伝えるという貴重な経験ができたと思っています。
一つ反省点としてはスライドの準備がギリギリすぎた、というところです・・・。
自分たちなりに早め早めに準備していたつもりではありましたが気づいたらかなり追い詰められていたので、またこのような機会があれば早めに準備を進めてたくさん練習をして、余裕をもって本番を迎えられるようにします。
改めて、当日観覧していただいた皆様、準備期間にたくさん時間を割いていただいた社内の方々、本当にありがとうございました!
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~システムクリエータ廣井のワークショップ~
続いて、システムクリエータの廣井さんです。廣井さんも今年の4月入社でありながら、セッション登壇者に選抜されました。こちらも詳しくお伺いしました。
Yes!クイック開発講座<体験版>
11月15日(金)10:00~11:00 システムクリエータ 廣井 樹
私は最終日のワークショップを担当しました。ワークショップは定員が20~30名の小さな会場で行うイベントです。他会場と比べると規模は小さいですが、その分参加者との距離が近く気軽にコミュニケーションをとりやすくなっています。
私が担当したワークショップの概要と当日までの準備、実際にやってみた感想をご紹介いたします。
■概要
私はこのセッションでは、弊社が提供している「Yes!クイック開発講座」がどのような講座なのか知っていただくために、『Yes!クイック開発講座』の一部を実演しました。
Claris FileMakerは直感的な開発を行える、自由度の高いローコードツールです。がしかし、毎回一からシステムを作成していくと手間がかかってしまいます。また、どうやって開発をしていくかなどを決めずに開発を進めていくと複雑なシステムになり、後から改修やメンテナンスを行うときにも手間がかかるかもしれません。
こうした問題点を解決し、お客様の開発の効率化や開発スピードの向上を図るための講座が「Yes!クイック開発講座」です。実際の講座では弊社のノウハウが詰まっているテンプレートファイルをお客様に提供し、その使用方法を学んでいただいた後にハンズオン形式でテンプレートファイルを用いた開発作業を行います。今回のワークショップではその中から「戻る機能」について解説を行いました。
戻る機能というのはブラウザにはほぼ確実に使われている機能であり、あるとカスタムAppの利便性が向上します。この機能をどうやって実装したらよいのか、テンプレートファイルではどのように実装しているのかを解説しました。
■準備の裏側
準備は9月頃から始めました。ワークショップの内容はすでに決まっていたので、スライドを作成し先輩方にリハーサルを聞いていただいて修正をし、またリハーサルを行って…といった形で準備をしました。
準備をしていて特に難しく感じたのは「どこまで詳しく説明をするか」です。今回説明する戻る機能にはグローバル変数やカスタム関数を用いているのですが、その中身まで説明すると難解になってしまい、参加者を置いてけぼりにしてしまう可能性もあります。そうならないようにどこまで説明するか、もっとわかりやすい説明方法はないか考えるのに苦戦しました。
■当日の様子
自分のワークショップは最終日の朝一ということもあり、どのくらいの方が来るか不安でしたが最終的には20人ほどの方に来ていただきました。ワークショップの途中で自分から質問をするシーンや挙手していただくシーンがあったのですが、皆さんしっかりと回答や挙手していただき、真剣にワークショップに参加していただいているのが伝わってきてとてもうれしい気持ちになりました。参加者にはYes!クイック開発講座がどういったものなのか理解していただけたと思います。
■ワークショップを行ってみての感想
Clarisカンファレンスに初参加でワークショップを行うということで多少不安はありましたが、先輩方のサポートもありYes!クイック開発講座の良さをアピールできたと思います。
一方で、当日のセットアップに手間取ってしまったり、ペース配分を間違えたり、参加された方からの質問に自分から回答することができなかったりと自分の力不足も痛感しました。参加された方にもっと良いものを提供できるよう、今回の経験を次に生かしていきたいと思います。
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いかがでしたでしょうか。
Claris カンファレンス までの準備や当日の様子、感想についてお伝えしてまいりました。お二人とも不安と焦りを抱えながら迎えたカンファレンスですが、多くの学びを得られたようですね。近くで見ていた私からすると、入社して初のカンファレンスにも関わらず、落ち着いた発表をされており、さすがだなと感じました。
来月のYes!フレッシュマンズブログもお楽しみに!
~番外編:アドミニストレーター髙橋のカンファレンスレポート~
アドミニストレーターの髙橋です。私はセッション等の登壇はなく、1人の参加者として今回のイベントに参加しました。ささやかながら参加者目線での感想を述べさせていただきます。
今回入社して初めてのカンファレンスで、イベント初日の前夜はワクワクと緊張で眠れず夜更かししてしまいました。笑
実際に参加してみると、様々な企業様が集い、活気のある会場でした。Clarisの方や他のパートナー企業様等、普段関わりはあるものの直接お会いする機会のなかった方々にお会いでき、多くの刺激をいただきました。
また、普段の業務で私はClaris FileMakerの開発をするわけではなく、管理画面やログを見ることが多いのですが、セッションを通して、Claris FileMakerの開発側についても知ることができました。そして、まだほとんど触れたことのないClaris Connect、Claris Studioについても実際にセッション内のデモを通して操作手順を見ることができ、とても勉強になりました。便利な機能がたくさんあることを知り、こういうことに使えそう、などと頭の中で妄想しながらセッションを聞いていました。今後実際に活用していけるようにより一層勉強していきます。
そして最後に、オンライン時代の今でもやはりリアルに勝るものはない、と若者ながらも改めて実感しました。このブログをきっかけに興味を持ってくださった方は、ぜひ次回のカンファレンスに足を運んでみてください。