FileMaker 16の新機能 「OAuthを使ってFileMakerにログインしよう!-FileMaker設定編-」

2017年05月12日 12:00 PM

FileMaker 16


FileMaker 16の新機能「OAuth認証」についてご紹介します。

FileMaker Pro 16から OAuth認証 が使用できるようになりました。

 

 

OAuth(オーオース)とは、あるWebサービスを利用する際に

他のWebサービスの情報や機能を

認証を行った上で利用できるようにするものです。

 

身近なところでは、

Facebookのアカウントを使用してログインしたり

情報の入力を行ったことはありませんか?

 

それはOAuthを使用しているので実現できています。

Facebookとの連携を行うことで

Facebookに設定しているアカウントへのアクセスを許可し、

その情報を自動的に設定しています。

 

 

FileMaker Pro 16では、カスタムAppへのログインに関しても

同じように外部サービスとの連携、認証が可能になりました。

 

FileMaker Pro 16ではOAuth認証として以下をサポートしています。

・Amazon

・Google

・Microsoft Azure

 

これらのサービスと連携を行うことで

ユーザーはカスタムAppでアカウントとパスワードを管理せずとも

例えばGoogleのアカウントでカスタムAppにログインできるようになります。

 

ID、パスワードの一元管理化などを実施していくことができます。

 

 

本記事では、FileMaker Pro 16でのOAuthの設定方法に関して

Googleを例としてご紹介します。

 

大別すると以下の2つが必要です。

・カスタムAppでのOAuth設定

・GoogleでのOAuth設定

 

今回は「カスタムAppでのOAuthの設定方法」についてご紹介します。

 

 

1.FileMaker Server 16 AdminConsoleでの設定

2.Googleでの設定 (次回の記事でご紹介します)

3.Google設定を利用し、FileMaker Server 16 AdminConsoleでの設定を追加

4.カスタムAppにGoogleのユーザーを設定

 

 

1.FileMaker Server 16 AdminConsoleでの設定

 

まずOAuthを使用するためにAdminConsoleでの設定が必要になります。

 

 

FileMaker Server 16 AdminConsoleから

データベースサーバー > セキュリティ > クライアント認証

を「FileMakerと外部サーバーアカウント」に設定しましょう。

 

 

設定を行うと、Amazon/Google/Microsoftでそれぞれ設定が分かれています。

今回はGoogleの設定を行うのでGoogleの横に配置されている

歯車マークを押下します。

 

 

Google用のOAuth設定画面です。

この画面に辿り付くまでが第一段目のAdminConsoleの設定です。

 

 

2.Googleでの設定 (次回の記事で紹介)

 

Google API Consoleを用いてカスタムAppと

Googleの連携を許可する必要があります。

 

 

3.Google設定を利用し、FileMaker Server 16 AdminConsoleでの設定を追加

 

 

【2.Googleでの設定】で設定したGoogle API Consoleから

GoogleクライアントIDとGoogleクライアントシークレットをコピーし、ここに設定しましょう。

 

設定の保存後にFileMaker Server 16のサービスを再起動する必要があります。

 

 

4.カスタムAppにGoogleのユーザーを設定

 

FileMaker Server 16 AdminConsoleにてOAuthの設定を行ったのでもう一息です。

各カスタムAppでGoogleのユーザーを用いたアカウントを作成しましょう。

 

 

ファイル > 管理 > セキュリティから

セキュリティの管理を開き、アカウントを新規作成しましょう。

 

その際にアカウントの認証方法をGoogleに設定します。

そして、ユーザー名に XXXXX@gmail.com のように@以降も含めて

全て入力してアカウントを作成します。

 

アクセス権セットに関してはOAuth特有の設定というものはなく

今までどおり必要なものを設定してください。

 

 

ここまででOAuthの設定は完了です!

最後に実際にログインを試してみましょう。

 

 

普段使用しているインターネットブラウザでGoogleにログインしておきます。

ログインしている状態で「次を使用してサインイン:Google」をクリックします。

 

どうでしょう?

カスタムAppにアカウント/パスワードを入力することなく

Googleアカウントを用いてログインすることができたかと思います。

 

以上、カスタムAppでのOAuthの設定方法のご紹介でした。

次回はOAuthのGoogleでの設定方法についてご紹介します。