FileMaker Pro12新機能:ガイドを利用しよう
2012年10月29日 06:21 PM
ファイルメーカーのTips
FileMaker Pro12では、レイアウト作成時の補助機能として、『ガイド』が付加されています。ヘルプはこちら。
※今回は、『ダイナミックガイド』ではありません。 これは、FileMaker Pro11以前の『T定規』機能と似ています。 しかし、縦と横1本ずつの『T定規』と違い、ガイドは複数使うことができます。 オブジェクトを吸着させることができますので、位置揃えが簡単です。
さらに、【すべてのレイアウト上でガイドを共有】を使うと複数レイアウトを整える場合に便利です。
まず、ガイドの表示方法は ①表示メニュー⇒定規 で定規を表示させる。
②定規をドラッグ これで、ガイドが表示され、ドラッグで移動させます。
ガイドの状態には3種類あり、それぞれ異なる色で表示されます。
①通常(ローカルガイド):■
②すべてのレイアウトで共有(グローバルガイド):■
③ロック:■
これは、対象のガイドを右クリックし設定します。
・すべてのレイアウトでガイドを共有: 他のレイアウト同じガイドを使用する場合にチェックを付ける。
・ガイドをロック: ドラッグしても移動できなくなります。 (上記2つは同時に設定できます。)
・ガイドを取り除く: 対象のガイドを削除します。ロックされていても削除されます。
また、ガイドの表示可否やガイドに吸着させる設定も選べます。 表示⇒ガイド
・ガイドを表示する:すべてのガイドの表示可否を設定します。あくまで表示の設定なので、ガイドが削除されることはありません。
・ガイドに沿わせる:「スナップ」機能が付加されオブジェクト移動の際、簡単にガイドに沿わせて配置できるようになります。
※ただし、ダイナミックガイドが有効な場合、ダイナミックガイドが優先されます。
きれいに揃ったレイアウトを簡単に作成できますので、是非活用してみてください。