ExecuteSQLを使ってみる その3  (FileMaker 12 の関数)

2013年01月28日 12:24 PM

ファイルメーカーのTips


今回は、ファイルメーカー12(FileMaker 12)で追加された新しい関数であるExecuteSQLについての3回目です。
前回から日が経ってしまいました。楽しみにお待ちいただいていた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした。
前回は、SQLクエリーで使用できるものについて記載しました。 今回は、その続き(関数)について記載します。

 

文字列を返す関数

項目

使用可否

備考

CHR

CURRENT_USER

()不要

DAYNAME

●曜日(日本語の場合)

RTRIM

全角・半角どちらの空白も削除される

TRIM

半角の空白のみ削除される

LTRIM

全角・半角どちらの空白も削除される

UPPER

全角英字も大文字になる

LOWER

全角英字も小文字になる

LEFT

MONTHNAME

●月(半角数字) (日本語の場合)

RIGHT

SUBSTR

SUBSTRING

SPACE

STRVAL

TRUE・FALSE等一部返せない?

TIME

TIMEVAL

USER

USERNAME

()不要

 

数字を返す関数

項目

使用可否

備考

ABS

ATAN

ATAN2

B

×

CEIL

CEILING

COS

DEG

DEGREES

DAY

DAYOFWEEK

MOD

EXP

FLOOR

HOUR

INT

LEN

LENGTH

LENは×

MONTH

LN

LOG

MAX

MIN

MINUTE

NUMVAL

文字列が有効でない場合、0は返さず、エラーとなる

PI

RADIANS

ROUND

SECOND

SIGN

SIN

SQRT

TAN

VAL

×

X

×

YEAR

 

日付を返す関数

項目

使用可否

備考

CURDATE

CURRENT_DATE

()不要

CURTIME

CURRENT_TIME

()不要

CURTIMESTAMP

CURRENT_TIMESTAMP

()不要

TIMESTAMPVAL

DATE

TODAY

TODAYは()不要

DATEVAL

 

※関数内でフィールドを使用している場合は、変なデータ(数字フィールドに文字列が入っている等)があると、 とりあえず結果が返ってくる関数と何も返ってこない(?が返ってくる)関数があるようです。

 

ExecuteSQL関数につきましては、ひとまず今回で最後とさせていただきます。