V8.5から FileMaker Pro 12 へバージョンアップしてみました。

2012年04月10日 12:07 PM

バージョンアップ


新しく発売となった FileMaker Pro 12。

V11からのバージョンアップだと、それほど大きくレイアウトが変わってしまうということはないようですが、

V8.5(もしくはV5系)だとどうなんだろう??  ということで8.5からバージョンアップしてみました。

やはり、少し変わってしまうところが出てきました。

(ということは、V5系からのバージョンアップも似たような結果がでるのでは?と思います)

※弊社で独自に調査したものですので、誤った情報・ニュアンスが異なる情報が含まれている場合がございます。
その点をご了承頂いた上で、本記事をご覧ください。 また、そのような部分にお気づきになられた場合は、弊社までご連絡をいただけますと幸いです。

 

1. 行間が広がります。 これは、V11へのバージョンアップの場合と同様ですね。

V8.5        V12  (V12では、下の行の文字が若干欠けています。)

 

2. 文字の位置が少しあがるため、ボタンに文字を設定していると

文字の位置が若干上に上がります。 これも、V11へのバージョンアップ時と同じですね。

V8.5         V12

 

3.   オブジェクトに「その他の色」を設定している場合、設定した色にもよるのでしょうが

下記の現象が起きる場合があるようです (下図参照)

・線で極細設定 →消えてしまう

・背景色 → 網がけのようになってしまう

 

また、フィールドの枠線を黒の極細にしていた場合、線の色がグレーになります。

この場合、チェックボックスやラジオボタンの線の色もグレーになります

 

■V8.5■   (極細も1Pも、見た目は変わりませんでした。)

 

■V12■   (左側が極細です。 極細の線が消えている。チェックボックス等の線がグレーに・・)

 

このあたりは、「見た目がレイアウトの設定に忠実になった」ということなのでしょうね。

以前は線の太さに関しては、「極細」と「1P」は見た目が同じだったので、

印刷して初めて気づいたりしたこともありました。

見た目で分かりやすくなったのはうれしいことですが、バージョンアップ時は要注意!となります。