【FileMaker Server 15】パスワードで保護されたデータベースを要求

2016年05月16日 12:35 PM

FileMaker 15


先日発売された FileMaker Server 15 にテストのため早速ファイルをアップロードしてみたところ
アップロードすることができません。

FileMaker Pro からのアップロードだったのですが以下のようなエラーがでていました。

「必要なパスワード保護が行われていないため、ファイルをアップロードできません。」

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「?」と思っていたのですが、そういえば FileMaker Server 15に新しいセキュリティ機能が
搭載されていたことを思い出しました。

それがAdminConsole上の「パスワードで保護されたデータベースを要求」です。

画像2

 

この機能がデフォルトでONになっているので FileMaker Proからアップロードできない。
ということが原因のようです。

弊社のクラウドサービスのような環境で、間違えて管理者パスワードが空のものを
公開してしまわないようにするために有効だと思います。

チェックが付いているときにどうすればアップロードできるか調べてみました。
基本的には上図の内容なのですが、大きく以下2点の場合アップロードができませんでした。

・「完全アクセス」権限をもっているアカウントのパスワードが空の場合

画像3

・「ファイルオプション」の「次のアカウントを使用してログイン」が設定されている場合

画像4

*デフォルトのアクセス権だと「完全アクセス」権限ありのユーザーの場合のようです。

今回はパスワードが設定されていなかったので、パスワードを設定後無事に
アップロードが完了できました。

追加で2つテストをしてみました。

 

その1 サーバーへ直接公開
FileMaker のアップロードの機能を使用せず、アップロードできないファイルを直接
サーバーで公開してみたところ、エラーで開くことができませんでした。

以下のログが表示され開けません。

—ログ—
エラー 1017 セキュリティ: データベース「test」は保護されていないため開くことができません。[パスワードで保護されたデータベースを要求] が有効です。

 

その2 公開ファイルへの「完全アクセス」権限をもっているアカウントの追加
これは問題なく完了できました。そのまま利用することも可能ですが
サーバーで公開されているファイルを一度閉じてしまうと、開くときに
エラーが表示されファイルを開くことができませんでした。

「パスワードで保護されたデータベースを要求」はデフォルトでチェックが付いています。
オンプレミス等でパスワードなしで運用されているかたはご注意ください。
また公開環境で利用されている方はこの機能は有効にしておき間違えてアップロード
できないようにしておく方が良いかと思いました。