FileMaker Pro 14の新機能 ナビゲーションパート について

2015年05月15日 10:49 AM

FileMaker 16以前


今回は、ファイルメーカー(FileMaker Pro 14)の新機能 ナビゲーションパートについてご紹介します。

レイアウトパートに「上部ナビゲーション」「下部ナビゲーション」が追加されました。

そもそもレイアウトパートには、

「ボディ」、「ヘッダ」、「フッタ」、「タイトルヘッダ」、「タイトルフッタ」、「前部総計」、

「後部総計」、「前部小計」、「後部小計」がありました。(結構ありますね)

そこに今回ご紹介する「(上部・下部)ナビゲーションパート」が追加されたのです。

 

ではどんな機能か というと、上下にスクロールしてもそのパートはスクロールされない、

要するに残っている そんな特徴があります。

更にボタンバーを活用することで使いやすいソリューションをすばやく作成することが出来ます。

 


 

早速操作をしてみます。パートの定義を開きます。

A-1

 

上部ナビゲーションを設定してみます。

A-2

スクロールするとヘッダは見えなくなりましたが、ナビゲーションパートは見えています。

A-3

 

 

拡大や縮小をしてもナビゲーションパートはそのままのサイズで見えています。

(下の図は25%に縮小)

A-4

 

更にプレビュー、印刷には表示されません。

A-5

 

 

ちなみにVer.13で開くとパート全体に赤い×がついています。

ナビゲーションパート特有の動作もしません。

A-6

 

「メニューバーの表示切り替え(隠す)」ステップと併用してFileMaker GOで活用ができそうです。