FileMaker 12 を使ってみた ~モバイル関数~

2012年04月10日 12:20 AM

ファイルメーカーのTips


2012年4月10日に発売されたFileMaker PRO 12(FileMaker12、ファイルメーカー12、※以下FM12)を

Windows7で使ってみて気づいた、新たな機能や動作が変わった機能などをご紹介いたします。

※弊社で独自に調査したものですので、誤った情報・ニュアンスが異なる情報が含まれている場合がございます。
その点をご了承頂いた上で、本記事をご覧ください。 また、そのような部分にお気づきになられた場合は、弊社までご連絡をいただけますと幸いです。

FM Pro12では 以下のモバイル関数、いわゆる iPhone、iPad用の関数が2つあります。

それは 「Location関数」と「LocationValue関数」です。

 

 

詳細をご紹介しましょう。

1.Location関数 FileMaker Go を実行している iPad や iPhone などのデバイスの現在の経度、緯度を返します。 場所は GPS、携帯ネットワーク、または WiFi から入手します。

Location(精度 {; タイムアウト})

精度はメートル、タイムアウトは場所の取得に必要な最長時間を秒で設定(デフォルト値は 60 秒)

例) 100メートルの精度でタイムアウトを30秒とした場合 Location( 100 ; 30 )

+35.661652, +139.713396

経度、緯度を利用して地図に表示が可能になります。

 

2.LocationValues関数 Location関数の経度、緯度に加えて高度、水平、垂直の精度、 および値が返されてからの経過時間を返します。

LocationValues(精度 {; タイムアウト})

戻り値は 緯度 ¶ 経度 ¶ 高度 ¶ 水平精度 (+/- メートル精度 ¶ 垂直精度 (+/- メートル精度)¶ 経過分数 (0.2 は0.2分または12秒前) 上記の6個の改行で区切られた値は、いずれもGetValue関数で取得することができます。

 

 

※注意

Google Maps API をご利用の場合は Google Maps API 良くある質問

をご覧いただいた上、内容をよくご理解いただきご利用ください。