ファイルメーカー(FileMaker Pro 12)のグラフ機能 (その2)

2013年06月20日 12:24 PM

ファイルメーカーのTips


今回は、ファイルメーカー(FileMaker Pro 12)のグラフ機能の続きです。
(ずいぶん間が空いてしまいました。申し訳ございません。) 出来上がったグラフのスタイルの設定についてご紹介します。

前回下図のような線グラフを作成しましたので、このグラフの用いて設定を変更していきます。
前回の内容はこちらをご覧ください。 →  //ywc.com/filemaker/?p=160

図c4

 

 

設定はレイアウトモードの状態で行います。 グラフをダブルクリックすると、グラフの右側に「グラフインスペクタ」が表示されますので、こちらで必要な設定を行なうことができます。

画像1

グラフインスペクタには下図のように「グラフ」「スタイル」「データソース」があります。
(3つを横に並べていますが、実際には1つずつ選択します。) グラフインスペクタ

 

今回はスタイルの内容をご説明します。

■グラフのスタイル■
 データポイントのスタイルを選択します。
 グラフの種類により、選択肢が変わりますが、線グラフの場合は「ポリライン」「曲線の調整」があり、
このグラフは「ポリライン」の設定です。

グラフスタイル

 曲線の調整に変更すると下図のようになります。

グラフ_曲線

 

■配色■
データポイントの配色を選択します。  線グラフごとに色を設定するのではなく、配色のパターンを選択します。 配色

「ジュエルトーン」に変更すると、下図のように、線グラフの色が変わりました。 グラフ配色

 

■グラフの背景■  背景色を設定します。  現状は塗りつぶしのない [透明] が選択されています。

グラフ背景_1

「単色塗りつぶし」を選択すると、色を選択できます。

グラフ背景_2

「グラデーション」を選択すると、2つの色を選択することができます。
背景色はこの2色をブレンドして表示されます。
バブルグラフの不透明度(バブルグラフのみ) コントロールをドラッグして、不透明度を変更するか、
不透明度のパーセントを入力して、調整することもできます。

グラフ背景_3

グラデーションも数種類ありますので、いろいろお試しください。

 

■グリッドライン■
「グリッドライン(大)を表示」にチェックをつけると、下図のようになります。 グリッドライン

 「グリッドライン(小)を表示」にチェックをつけると、上図で表示させたグリッドラインの間に  さらにグリッドラインができました。 グリッドライン2

 

■凡例■
グラフインスペクタの「グラフ」で「凡例を表示する」にチェックをつけると「凡例」について設定できます。
※チェックがついていないと、グレーアウトし入力できない状態になります。

凡例

 

■グラフテキスト■
「自動」と「カスタム」の選択肢があり、グラフ上の文字の大きさやフォント、太字、文字色を指定できます。
「自動を」選択します。  相対的なテキストサイズを変更すると全ての文字の大きさが変わります。 テキスト1

 「カスタム」を選択します。

テキスト2

最後にグラフ右下の「終了」ボタンをクリックし、グラフを保存します。

 

いろいろ設定し、美しいグラフを作ってみてください!