連載第2回:FileMaker Goを使ってみよう!~FileMaker Go for iPadの使い方 

2014年09月04日 04:45 PM

はじめの一歩


今回は、FileMaker Go for iPadの操作方法の中から、まずFileMaker Goをインストールしてから起動すると最初に表示される「始めましょう」をご紹介したいと思います。

初めてFileMaker Go for iPadを起動すると、図1の画面が表示されます。

 

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これは、「ツアー」と呼ばれるもので、FileMaker Go for iPadの使い方を解説してくれる機能です。

タップすると次の(図2の)画面に移動します。

 

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「ツアーをスタート」し、「次へ」「次へ」と押していくことで使い方を見ていくことが出来ます。

ツアーを終了する場合は、左上の□が2つ重なっている部分をタップし、

赤い×のボタンを押すことでツアーを終了する事が出来ます。

 

 

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2回目以降の起動時には「ツアー」は表示されませんが、画面左側の「デバイス上のファイル」内にある「始めましょう」というファイルを開く(タップする)事で、何度でもツアーを起動する事が出来ます。

 

 

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それでは、まず上の図4の画面を説明させて頂きます。

 

■    デバイス上にファイルを取得して閲覧する

 

画面左側、「デバイス上のファイル」という欄に表示されているファイルは、そのiOS端末上にあるFileMakerファイルのファイル名です。前回FileMakerファイルの開き方には、「スタンドアロン」「共有」「同期」の3種類があるという話を以前お伝えしましたが、「スタンドアロン」と「同期」のファイルを利用する場合はこの「デバイス上のファイル」という欄にファイル名が表示されます。

以前の記事リンク://ywc.com/filemaker/?p=586

 

ひとつ注意しなければいけない事は、FileMakerファイルの添付されたメールを受信していたとしても、この「デバイス上のファイル」欄には表示されないという事です。

メールに添付されているファイルをFileMaker Goで開く場合やWEB上に公開されているファイルをダウンロードして閲覧する場合など、

iTunes経由以外の方法でデバイス上に保存された(保存される)ファイルを開く際には、メールならメール、WEBならWEBの画面を開き、対象のファイルをタップして「FileMaker Go で開く」というボタンをタップして頂くことで、そのファイルがデバイス上のファイルとして表示されるようになります。

 

■    共有ファイルを閲覧する

 

PC上で利用しているファイルを共有して利用する場合などは、「ホスト」という左側の項目から操作を行います。

 

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「ホスト」をタップすると、同じネットワーク内で共有可能なFileMakerファイルを公開しているPCやサーバーの一覧が表示されます。PCやサーバーの名前をタップすることで、その端末が公開しているファイルから開くファイルを選択する画面に移動します。

「PCと同じネットワーク環境にいるのに、ホストを押しても目的のPCやファイルが表示されない…」という場合は、FileMaker Pro(あるいはFileMaker Server)側の共有設定をまず確認してみて下さい。

それでも表示されない場合は、2つめの方法を試してください。

「ホストを追加」をタップすると、ホストアドレスとホスト名を指定する画面が表示されます。

 

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同じネットワーク内にいる場合で、ホストのボタンでは希望の端末が表示されないのに、ホストアドレスで指定したら表示された…ということもあります。

これは共有ファイルの一覧に表示されないように設定されているファイルであった場合に起こる現象です。この機能を利用することで、最初にアクセスして欲しいファイルだけを一覧に表示させるなどのテクニックを利用することが出来ます。

 

ホストから指定して利用したFileMakerファイルは、図4の「最近使ったファイル」欄に自動的に登録されます。

 

 

いかがでしょうか?

これでバッチリ、FileMakerファイルがFileMaker Go for iPadで利用できますね!