re:Invent 2023に参加してきました。(総括編)

2023年11月30日 12:07 PM

AWS


AWS -re:Invent とは?

2023年11月27日から12月1日までアメリカはネバタ州ラスベガスで開催された
AWS re:Invent2023に参加してきました。(この文章を書いている現在参加している最中です。)
re:InventはAWS(Amazon Web Services)が開催するクラウドに関する総合イベントです。

2,000以上のセッションが開催、Expoと呼ばれる出展者ブースへの参加企業は300以上、
世界中から5万人以上(とみなさんが言っています)の方々が集まる一大イベントです。

なぜイエスウィキャンが?と思われる方も多いかもしれませんが、
弊社もAWSからSelect Tireのパートナーとして正式に認定をされているように、
AWSのサービスをいくつか利用してお客様へのサービスを提供しています。
そもそもClaris FileMaker CloudもAWSのサービスで稼働しているのです。

ということから全然縁が無いというわけではありません。

したがって日本のイベントには参加してきましたし、このre:Inventも
オンラインで配信されているものの視聴はしてきました。

ただし現地で参加することで直接得られるものは必ずあると思いましたし(その通りでした)、
ここで見聞きしたものをまた今後のイベント開催に少しでも活かしていきたいと思ったからです。

「2,000以上のセッション」でお分かりのように、クラウドサービスの総合商社
もしくはデパートのようにありとあらゆる製品が取り揃えられていて、

全てを理解することは到底無理です。

では弊社に関連するサービスに絞ってと心に決めても、
あらゆるところにセッションが散らばっていて、
さらに日毎にアップデートもしくは新サービスが発表されている状況で
追いつくこともままならないそんな状況でした。

それでもセッションに関するレポートは改めてお伝えします。

2日目-Keynoteに参加しました。

2日目のCEOのAdam SelipskyのKeynoteに出席しました。
朝8時からであることと宿泊しているホテルからは結構遠いことと、

まだ月が出ています。眠い・・・。

Keynoteは10時半までなので始まる前に朝食にはありつきたかったので
6時にはシャトルバスに乗り込みました。

(会場のことや移動のことは別のレポートで)

多くのセッションは予約できるのですが
このKeynoteは「Walk-up only」(並びなさい)ってことなので並びます。

その後音楽がガンガン流れている(生演奏です)会場に順番に入っていきます。

誰かわかりません。。。

そしていよいよ始まりました。(内容も別のレポートで)

サービスの新機能やら新サービス、また新たな提携によりアップグレードされたり、
また一方でファイザー製薬とBMWがAWSサービスを利用して如何に生産性やコストダウン、
さらにはSDG’sに貢献したかを発表されたりの2時間半でした。

AWSのテクノロジー

その中でも「Amazon Q」は印象的だったので少しここで。

いわゆるA Iです。例えばAWSのサービスを構築する際に直面したトラブルを
チャットで聞くと解決へのヒントを提供してくれたり、
社内の例えば営業ノウハウを覚えさせて、新人がチャットで質問できたり
などの活用が考えられると思いました。

どこかの人気番組にからめられること必定

また古いコードを読ませて新しいコードに変換させることも可能になると言っていました。

(以下私の英語力が怪しいので正しくないかもしれません)

古いバージョンのJavaで書かれた1,000もの実際に使われているプログラムを
2日間で新しいバージョンに書き換えたとか。
これは我々の扱う FileMaker のカスタムApp にもすぐ応用できそうな気がします。

総括として・・・

以前は印刷物を作るには綺麗な文字が印刷できるよう
文字を手作業で紙に貼り付ける「写植」という作業をされている方がいらっしゃいました。

しかしDTPの普及でそのような仕事は無くなりました。
同じようにフルスクラッチで開発をする仕事はこれからどんどん少なくなり、
一方でユーザー自身が自分達で行う領域が増えていくことが予想されます。

ここでしっかり宣伝を

そのような中で私たちは「ご自身で行う作業(内製化)のサポート」と
一方で「高度な専門性」と「複数サービスの融合」という視点で、
かつAIをうまく活用しながら進んでいく必要があると思ったのでした。