【Claris FileMaker 2023】 新機能~WindowsでのPDFサムネイルの生成~
2023年05月23日 01:00 PM
Claris FileMaker 2023
みなさま、こんにちは!
今回は、Claris FileMaker 2023における新機能「WindowsでのPDFサムネイル生成」についてご紹介いたします。
Windowsにおいてオブジェクトフィールドに格納したPDFファイルのサムネイルをすぐに作成できるようになりました。 Macでは既に出来ていましたがWindowsでは出来なかったこの待望の機能に、喜んでいらっしゃる方も多いのではいないでしょうか。
※ここでのサムネイルとは、オブジェクトフィールドに表示される小さいサイズの画像の表示を指します。画像はファイルの1ページ目が表示されます。クリックしてファイルを開かなくても、目で見ることができるためどんなファイルかを確認することができます。
テーブル構造はこのようになっています。
オブジェクトフィールドは「資料ファイル」です。
オブジェクトフィールドにPDFファイルを格納します。
オブジェクトフィールドを右クリックして「ファイルを挿入(F)...」
挿入するPDFファイルを選び「開く」をクリックします。
(PDFファイルをオブジェクトフィールドにドラッグ&ドロップする方法もあります。)
では早速オブジェクトフィールドにPDFファイルを格納した際の様子をブラウズモードで比較してみましょう。
- 旧バージョン(FileMaker Pro 19)
オブジェクトフィールド「資料ファイル」には格納したファイルのアイコンとファイル名が表示されています。ファイルを開くまではどんなファイルなのかは分かりません。
- 新バージョン(FileMaker Pro 2023)
オブジェクトフィールド「資料ファイル」には格納したファイルのサムネイルが見えています。
ちなみにこちらはローカルでもサーバー上でも同じ結果が得られることを確認しています。
今までWindowsでサムネイル表示をさせるには、すぐには表示ができなかったため一手間二手間かけていましたが、新バージョンでは何の苦労もなく表示ができるようになりました。
ぜひたくさん使っていきたいと思います。
簡単ですが、新機能のご紹介でした。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
本ブログが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。