サーバーのメンテナンスって必要?
2024年06月04日 10:00 AM
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皆様は”サーバーのメンテナンス”と聞いてどのような作業を思い浮かべるでしょうか?
そもそもそれらは必要なものなのでしょうか?
今回は弊社が提供している”YFMcloud”というFileMaker のホスティングサービスを例に
実際にメンテナンス作業でどのようなことをおこなっているのかについてご紹介をさせていただきます。
(社外秘の内容も含まれるため、今回ご紹介する内容はあくまでも一部のものとなることをご了承ください。)
◆メンテナンスの目的
基幹業務を支える重要なシステムの場合、システムの停止=業務の停止を意味します。
以前はハードウェアの故障など予期できない原因がありましたが
現在では冗長化などのクラウドサーバーの信頼性向上から、ハードウェアによるトラブルはかなり起こりにくい状態と言ってもよいかと思います。
ただし、システムが止まる要因はハードウェアによるものに限りません。
大きな問題が起きる前には予兆のようなものが見受けられるケースも多くあります。
そこで、我々は
- ログに重大なエラーが表示されていないか
- ディスク容量は不足していないか
- CPUの使用率に異常はないか
等々
これらを毎日のメンテナンスで確認し、必要に応じてプラン変更の見直しをご検討いただくなどサーバーの最適化をご提案しております。
◆定期メンテナンス
上記の日々のメンテナンスでトラブルの予兆は発見できたとしても
日々発見される脆弱性に対する対応や不具合に対応するためのパッチの適用等をするためには、まとめた時間を確保する必要がございます。
そこで定期的に※、以下の対応を我々がおこなうことで安定した稼働を実現しております。
- セキュリティパッチの適用
- SSL証明書の更新
- FileMaker Server のアップデート
- サービスオプションの追加
- 運用アプリケーション・バッチ等のアップデート
等々
サーバー管理の先任者がいれば、これらの対応も可能かとは思いますが、FileMakerなどのシステムの場合、ここまでの時間をサーバー管理に割けるケースはあまりないかと思います。
サーバーのクラウド化というとサーバーを社内からクラウドに移行するだけのように思えますが、
実際はこのように非常に重要で時間のかかるメンテナンス作業を外部に任せられるといった大きなメリットがあります。
※お客様によっては日曜日もサーバーの稼働を止めることができないケースもございます。
そのような場合は可能な限り別日に振り替えるなどの対応をおこなわせていただいております。
ご要望によっては別料金となりますことをご了承ください。