入社3年目で初めてClaris Engage 2024 に参加したお話

2024年02月19日 10:00 AM

Claris Engage


このブログでは、入社3年目の営業職である自分が初めてClaris Engage 2024に参加して感じたこと、準備した方がよいと思ったことについて記載します。

Claris Engage 2024がどのようなものだったのか知りたい人。実際にアメリカにいくことにメリットがあるのか?と疑問に思う人。これからClaris Engageに参加しようと思っている人、興味を持っている人。に読んでいただけますと幸いです。

■Claris Engageとは?

Claris Engageは、コロナ前は毎年開催されていたClaris最大級のイベントです。
近年はコロナの影響でオンラインでの開催でしたが、今年3年ぶりにアメリカのオースティンにて開催されました。

全3日間で、Clarisやパートナーがセッションを行います。これからClarisがどのようなサービスを提供していくのか、Claris FileMakerでどのようなことができるのか、などを見て知ることができます。

Claris Engage 2024 入口

■スケジュール

*アメリカ入国は3日(土)/帰国は12日(月)になります。

上記が、スケジュールになります。日程は2月6日(火)~8日(木)の3日間です。

これを見てどのように感じますか?
個人的には、かなり予定が詰まっていたなと感じています。
日本との時差は9時間になりますので、ほぼ昼夜逆転です。
初日のオープニングキーノートから始まり、2日目/3日目はそれぞれのテーマに沿ったセッションが行われます。

弊社有城が下記ブログにて、Claris Engageの体験談をもっと詳しく紹介していますので、興味がある方は是非ご覧ください。(その1からその5まであります)

ClarisEngage2024 – YWCのFileMaker(ファイルメーカー)情報 | YWCのFileMaker(ファイルメーカー)情報

■準備したこと

ここでは、事前に準備をしたことから実際に行ってみて、準備をした方が良かったことなどを記載します。それでは行きましょう~

〇会場への持ち物

最低限下記があれば、問題なくEngageに参加できると思います。ドリンクや食べ物は会場にたくさんあります。Wi-FiもFree Wi-Fiが通っています。セッションで聞いたことを記録できるような準備をお勧めします。

 ・PC

 ・スマートフォン

 ・メモ(私の場合はノートとペン)

 ・パスポート

 ・財布

 ・充電器

3日目の昼食

〇旅の持ち物

ここでは旅全体であって便利だと感じた持ち物です。気候についてはオースティンをベースに記載していますので、会場が異なる場合は事前に気温や天候について調べておきましょう。

 ・着脱しやすい服装
  →朝/夜は比較的寒く(日が出ていない)、日中は日が強く、暖かいです。

 ・洗剤
  →ホテルにランドリーがあれば洗濯が可能です。
   私たちは10日間の滞在だったため、洗濯できることは大変助かりました。

 ・圧縮袋
  →お土産にトランクのスペースを空けたいときに重宝します。

 ・胃薬
  →アメリカ料理は胃がもたれます。
   *朝食のソーセージが効いてきます。(個人の感想です)

〇Lyft/Uberの登録

タクシーを呼ぶアプリのことです。今回はホテルと会場が離れたところ(車で15分ほど)にありました。シャトルバスはでていますが、時間通りに来るのか/本当にくるのか曖昧なので、最終手段として準備をしておくと安心できます。いざという時に使用できるよう準備を行いましょう。

 ・アプリのインストール
 ・会員登録(クレジットカード登録)
 ・操作の確認

〇英語対策

恥ずかしながら、私は英語が話せません。
ただし英語のセッションを理解しなければならないので以下の準備を行いました。
英語に自信がない…という方は是非参考にしてください!

●翻訳アプリ

私は“ポケトーク”を準備しました。
ポケトークの特徴はこちら
 ・リアルタイムの翻訳
 ・翻訳内容が優秀(個人的見解)
 ・文字起こし(英語/日本語)機能で見返しが可能

●事前勉強会

YouTubeにアップされている過去のEngageセッションを題材に練習しました。頻度は約1か月半です。実際の会場をイメージして練習することを心掛けました。
 ・使用予定のデバイスを使用
 ・動画の再生は1度(再度確認する際は、切り分けて翻訳)

●英語の会話にも備える

アメリカ人はおしゃべり好きが多い印象です。セッションの合間等に話しかけられることがよくあります。英語に自信がない方は、いきなり来られると焦ると思います。そんな中で!今回よく聞かれた質問をまとめました。事前に想定/準備しておくとそこまで焦らなくなると思うので参考にしてみてください。(そのあとの会話は頑張ってください笑)
 ・どこから来たの?出身は?(=日本出身ですか?)
 ・どうやってきたの?
 ・いつからいるの?いつまでいるの?
 ・調子はどう?
 ・(相手の)日本で知っている/好きなことのお話
  →知ってる?/知ってるよ!みたいな これは報告に近いです(笑)

それぞれにポイントとなる単語があると思います。それを事前に把握しておくことで、落ち着いて会話ができると思います。最終手段として前述のポケトークを使用するのも有効です。

■感じたこと

〇セッションについて

ここでは、各セッションに参加し感じたことを箇条書きで記載します。個人の主観ですので、お手柔らかにお願いします。

・Clarisプラットフォーム(Claris FileMaker+Claris Connect+Claris Studio)を主軸に考えている

・Claris FileMakerは機能を改善させることを重視
 ・方向性の転換や大きな変更点はあまりない?
 ・使用人数(同時に使用できる人数)を増やすための取り組みを行っている

・Claris Connectのテーマは今まで難しかったことをより簡単に
 ・コードを使用したアプリ連携
  →Claris Connectのみでブラウザ上で操作できる仕様へ
 ・アプリ連携のテストは時間をかけず簡易的に

・Claris StudioはClaris FileMakerとの親和性を高めつつ、できることを増やしていく
 ・ノーコードでアプリを作成できるように
 ・Claris FileMakerを知らない/触れない(外部ユーザー)にも触ってもらえるように

セッション前

〇オフラインならではのこと

●会場の雰囲気

現地の人はセッション中に声をあげます。それは賞賛であったり、質問であったり様々です。時にはいまいちな反応を見せることもあります。セッション中や後の会場の反応は、参加者がどのように感じているかを判断するのにとても役立ちます。AIをテーマにしたセッション後の雰囲気は印象的でした。これらのことは現地に行かないと得られないことだと思います。

●セッション後の意見交換

まだ未熟者の私の場合だと、セッション内容の答え合わせから始まります。誤った認識のままでいることはなるべく避けたいですからね。そのあとそれぞれ感じたことについて意見交換を行いました。長くFileMakerに携わっている方の意見を聞くことができる、それもリアルタイムに。このことはとても貴重な時間になりました。このことは実際に足を運ばないとできないことだと感じています。

●USのFileMakerプロダクトの皆さんと食事/会談

Claris Japanの皆様が、日本からの参加者とUSのFileMakerプロダクトの責任者の方々との
ミーティングをセッティングしていただけました。これからのFileMakerに対する要望等を意見交換する、Claris Engageに参加したから聞くことのできる内容でした。

私は意見を述べることができなかったので、今度このような機会があれば、意見が述べられるよう成長していきたいと思いました。

食事会後:VPのルーシーとの写真

■最後に

いかがでしたでしょうか。
表面的にはなりますが、Claris Engageで準備したこと、感じたことをまとめてみました。
実際にアメリカに足を運ぶことは大変なことだと思います。費用も時間もかかります。

ただ、その分だけ得られるものがたくさんあると感じました。このブログに記載できていないこともたくさんあります。興味がある方は、次回のClaris Engageにぜひ参加してみてください。
そしてこの記事がその方の参考になりましたら幸いです。