Claris FileMaker Cloud 2.19.2 インスタンスがアップグレードしました - YWCのFileMaker（ファイルメーカー）情報

Claris FileMaker Cloud 2.19.2　インスタンスがアップグレードしました

2020年12月22日 10:45 AM

Claris FileMaker 19

Claris FileMaker Cloud アップグレードインスタンス

こんにちは！Claris FileMaker 19.2のリリースに合わせて、Claris FileMaker Cloud も2.19.2がリリースされましたね。

Claris FileMaker Cloud 2.19.2の注目ポイントは、

・インスタンスのアップグレード

・ブラウザ上でカスタム App が作成できる。FileMaker Pro をPCにインストール必要なし。（英語のみ）→レビューブログはこちら

・新しいAdminAPIで大きいサイズのカスタム Appを素早くアップロード可能に。

の3つではないでしょうか。

今回は1つ目のインスタンスアップグレードについてとClaris FileMaker Cloudに関するキャンペーン等を簡単にご紹介したいと思います。

Claris FileMaker Cloud はAWS（Amazon Web Services）が基盤となっています。

AWSでは提供する仮想サーバーのことをインスタンスと呼びます。

今回リリースされた Claris FileMaker Cloud は使用するAWSのインスタンスを前バージョンよりアップグレードしたということになります。

つまり、価格はそのままで、クラウドのスペックが上がり FileMaker を利用する際のパフォーマンスが向上しました。

すでにお使いの方は、19.2.1へアップデートする段階でインスタンスが自動でアップグレードされるようです。

インスタンスのタイプは以下のように変更になります。

Standardプランでは、契約ユーザ数に応じてクラウドインスタンスのタイプが自動で設定され、ユーザ数に応じてインスタンスタイプが増強されるようになっています。

表のインスタンスタイプを見ると

ピリオドの前が「 t2」→「t3a」

ピリオドの後がそれぞれ「medium」→「large」、「large」→「xlarge」、「xlarge」→「2xlarge」

と変わっています。

ピリオドの前は”インスタンスファミリー”と言ってインスタンスの種類をさします。数字は世代を表すので、今回は2世代目から3世代目ということで新しいバージョンにかわったということになります。

（「t3a」の「a」は利用しているプロセッサの種類を表しています。）

ピリオドの後はインスタンスのサイズを指します。すべてのプランが大きいサイズになっています。

t2とt3のスペック差はインスタンスサイズによって異なりますが、基本的にサイズが大きくなるほどスペックは高くなります。今回、すべてのプランでインスタンスサイズが大きくなっているので、結果的に Claris FileMaker Cloud のスペックは上がり、利用時のパフォーマンスが向上することになります。

普段はあまり気にすることがないインスタンスタイプですが、今回のリリースを機に、Claris FileMaker Cloud の基盤にもぜひご注目いただけたらと思います。

Claris社「Claris FileMaker Cloud 2.19.2.1リリースノート」

https://help.claris.com/ja/cloud-release-notes/

Claris 社からのお得なキャンペーンがあります。

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こちらのキャンペーンは終了しました。

FileMaker Cloud For AWS のサポート終了について

https://support.claris.com/s/answerview?language=ja&anum=000035273

・FileMaker ボリュームライセンスをご契約の方