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熊さん:頭来るなもう、てやんでー。ちきしょー。
ご隠居:どうしたんだい、熊さん。かなり頭に来ているようだね。
熊さん:いやね、長屋の隣の源公が俺の家の無線ネットワークを盗み見してやがった。
ご隠居:それはいけないね。
熊さん:けどね源公のやろう「何もしなくても見えるもん、仕方ないだろ。おまえが悪い。」と言われちゃ、こっちだって頭にくるさ。奉行所にでも訴えようかな。
ご隠居:残念だが源さんの言うとおりだね。無線LANを使っていて、他人に見られても、それは見られた方が悪い、という流れになってきている。最近そんな事件が多いんだよ。
熊さん:けどね、説明書には何にも書いてなかったよ。「簡単設定」を見たら、ものの2分で開通だ。あたしゃ惚れ惚れしたね。自分の技術力に。
ご隠居:そんなところで威張ってどうするんだい。とにかく無線LANは便利だから急速に普及しているが、セキュリティはしっかりとしないとダメだな。そうしないと熊さんみたいに「見られる方が悪い」となってしまう。
熊さん:なんか、納得できないですね。
ご隠居:そうだな。例えば重要なデータを盗まれても、2-3年前までは罰する法律も、判例も無かった。仕方が無いので「フロッピーの窃盗」という、法律で罰したというじゃないか。
熊さん:へー、わけがわかりませんね。
ご隠居:残念ながらこれもITの便利さと引き換えに、背負っていかなければならない宿命なのかもしれないね。
熊さん:ところでご隠居。
ご隠居:なんだい。
熊さん:シビアな話で、今回はオチができませんね。
ご隠居:残念ながらそれも宿命だな。
熊さん:・・・ご隠居逃げてませんか。
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